愛知県には高い山こそありませんが、低山はたくさんあります。
中でも猿投山や鳳来寺山、本宮山など、標高700m前後の山が有名ですよね。
でもこれらの山は完全な初心者や体力に自信がない人には、ちょっとハードルが高いと感じられるのではないでしょうか。
そこで今回は、これから登山を始めたい初心者や、あまりハードな山歩きはちょっと。。。という方にもオススメの山をご紹介します。
この記事でわかること
標高400mクラスの低山の中でオススメの「宮路山」について
この記事を書いている私は、 日帰り低山のゆる登山派ですが6年ほど経験あり。今年こそお泊り登山に挑戦しようと計画中。
レベル・アクセス・コース・眺望、全てが初心者に丁度良い
宮路山は、私がマラソン向けの体力作りのために低山巡りをしていた時に出会った、お気に入りの山です。
なにせ全てにおいてバランスが良いんです。
体力レベル
標高361mの山でアップダウンも少なく、歩行距離も短めです。
車の場合は「内山駐車場の登山口」、電車の場合は「赤坂登山口」からだと、休憩を入れても3時間前後の山行になります。
また、第1駐車場まで車で行き、そこから山頂まで歩くこともできます。
1時間ほどのスーパーショート山行になりますが、眺望の良い山頂で山ごはんを楽しむお散歩目的としても良さそうですね。
コース中危険個所もなく、よく整備されています。
しいて言えば「ドウダン展望コース」は段差が大きく足元に注意が必要です。
車でも電車でもOK
車の場合は、「内山駐車場」が利用できます。
10台ほどしか駐車できないので、満車になる可能性があります。
私は利用したことがないのですが、近くに「よらまいかん」という無料休憩所があり、そこにも駐車場があるようです。
また、宮路山の登山ルート中腹に第1駐車場・第2駐車場もありますが、こちらに停めると山歩き自体が半分以下に減ってしまいます。
コース内容
筆者は愛知の他の低山もいくつか歩いてますが、宮路山は特におすすめの山です。
その理由を挙げてみます。
- 東海自然歩道は、整備され過ぎて木の階段が多いが、宮路山は少なめ。自然の道を歩くことができる。
- トイレがコースの途中にある。
- 人が多すぎない。
- 物足りない場合は、五井山を追加で縦走できる。
ただ、あまり良くない点としては、季節によってはアブが大量にいることです。
最近「オニヤンマくん」というアイテムを知って購入したので、来年は虫除けとして試してみたいと思います。
山頂からの眺望
低山でありながらも、山頂からは海も見えてとても眺望が良いです。
また、ベンチやテーブルもあるので、山ごはんの調理がしやすいのもGoodポイントですね。
ただし、気候によっては吹きっさらしなことがマイナスになるかもしれません。
初心者向けコースで行く「宮路山トレッキング」レポート
実際に歩いてきた模様をレポートします。
今回私は車だったので、「内山駐車場」スタートのコースです。
もし電車で来るとしたら、名鉄「名電赤坂」駅で降りて、赤坂登山口からスタートのコースになります。
「内山駐車場」コースとは、「遊歩道入口」で合流となりますね。
往路:内山駐車場⇒ファミリー向けコース⇒森林浴コース⇒山頂
この日は平日で、内山駐車場には1台もいませんでした。
しょっぱなから登りが続きます。
舗装路に出てきます。遊歩道入口です。
往路は「宮路山登山道(=ファミリー向けコース)」で行き、帰路は「野鳥の森」を歩いてくることにしました。
暫く歩くと、分岐点があります。
右に行くと下る階段があり、第1駐車場へ出ます。
この先はお手洗いがないので、トイレが近い方は行っておくと安心です。
トイレから戻ったら、左の道へ進みます。
第1駐車場です。
奥にトイレがあります。建物の右側に手を洗う場所もあり親切。
ルートに戻り、森林浴コースを歩きます。
ここの雰囲気、すごく良いんです。
山頂が見えてきました。
一番わくわくするタイミングですね!
この日は、人が全然いなくて山頂独り占めでした。
雲が多めなのが残念ですが、相変わらず良い眺望です。
超立派な石碑が立ってます。
お隣の五井山の山頂はかなり簡素なのにw
帰路は別のルートで行きます。
案内板の右手に階段があるので下っていきましょう。
帰路:ドウダントンネルコース⇒花の森・野鳥の森⇒内山駐車場
山頂から少し下ると分岐があり、左へ行くと五井山へ縦走できます。
今回はそのまま下山するので、右へ。
展望コースだけに良い眺めですね。
ドウダン展望コースは途中でキレイな東屋があります。
東屋2つ目。のんびり登りたい方は、往路でドウダン展望コースを選ぶと、休憩しやすいです。
ただし、登りの階段は急になるので一長一短ですね。
第1駐車場へ下りてきました。
歴史のある道らしいです。
花の森の方へ行ってみます。
あちこちに、植物の説明プレートが設置されています。
お花の季節に来たいですね。
花の森を行くと、そのまま野鳥の森に繋がっています。
異常なまでに色白の木が1本。木のアルビノ的なもの?そういう品種?白樺?
ちょっと不思議な光景でした。
野鳥の森から、ファミリー向けコースに合流し少し歩くと、内山駐車場の立て札が見えてきました。
駐車場へ到着し、無事下山です。
まとめ/愛知の低山の中でもバランス抜群の宮路山で楽しいトレッキングを
ところどころ少し急な登りがあるものの、とても歩きやすい入門者向けのコースです。
いきなり700mの山を登るのが心配な方は、宮路山で足慣らししておくと安心かと思います。
そして、物足りなくなったらお隣の五井山も追加しましょう!
それでは、良いリフレッシュを!
※本記事は新型コロナウィルスによる自粛期間中でのお出かけを推奨するものではありません。
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