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ゆる登山 初中級者向けルート

ゆる登山派が八ヶ岳の山小屋に泊まる/黒百合ヒュッテ&天狗岳をシミュレーション

ゆる登山は何年もしているのに、宿泊登山はまだ未経験。
技術も自信ないし、体力だってそんなにあるほうではない。

そんな筆者ですが、山小屋に泊まってみたくなり、初・中級登山者でも挑戦できそうなルートをシミュレーションしてみました。

今回のターゲットは八ヶ岳
東海方面からのアクセス(茅野駅方面)で計画を立てました。

この記事でわかること

  • 八ヶ岳の山小屋に泊まって登山をする、初・中級者向けコース
  • 実際に山小屋未経験の筆者が実行する予定の、超具体的なシミュレーション
ベレー

この記事を書いている私は、 自衛隊・フルマラソン・バックパッカーの経験ありでアウトドア・旅行が趣味の、リフレッシュ大好き人間です。

前提:山小屋も登山も初心者、八ヶ岳、アクセスも重視

技術・体力に加えて、山道の運転も不安。
山友がおらずソロ登山派のロンリーな筆者が考えるルートなので、安全と快適さを重視で検討。
愛知がホームの筆者から行けそうな、八ヶ岳から山小屋と山を選びました。

山のグレーディングを参考に天狗岳を選出

長野県が提供している資料「信州 山のグレーディング」の中から、初・中級者でも無理がなさそうな「天狗岳」を選びました。

山のグレーディング:B3(渋の湯)

技術的難易度     B
登山道の様子沢・崖・雪渓などあり
道がわかりにくい所あり
転ぶと転落・滑落につながる所あり
推奨スキル 地図読み能力があることが望ましい
体力度 3
適当な日程日帰りが可能  

山のグレーディングの詳細については、別の記事があります。
よろしかったらご参考くださいね。

あわせて読みたい

おすすめ紹介されておりアクセスも良い山小屋

山小屋って、山屋(やまや)と呼ばれるような、本格派の登山者が集う場所であるイメージでした。
そのせいで、なかなか筆者は山小屋に挑戦できなかったのですが、最近は快適な初心者向けの小屋も多いことを知りました。

八ヶ岳の中でよくオススメされている「黒百合ヒュッテ」は、金額もお手頃かつ女性に人気。

ベレー
アクセスも便利そうなので、色々初級者な筆者の条件にマッチしそうということで選出。

黒百合ヒュッテについて

黒百合ヒュッテについて、集めた情報をまとめてみました。

人気の理由

アクセスしやすい
各登山口(渋の湯、唐沢鉱泉)からは2時間~2時間30分と、遠すぎない距離。

「山小屋でのんびり」できる
薪ストーブがある談話室、メニューたくさんのカフェがあり、居心地が良い。
本棚にたくさん並んだ本を読んだり、おしゃべりを楽しんだりと、憩いの時間がまったり過ごせる。

食事に満足
ボリュームがあり、野菜もしっかり摂れる夕食。
しかも、ごはんとお味噌汁はおかわり自由。
朝食は、ごはんと味噌汁に漬け物や惣菜、生卵など、バランスの良い食事で1日の始まりを。

メニュー充実の「カフェ」
山小屋とは思えない豊富なメニューで、軽食が充実。
コーヒーはその場で豆を挽くようです。
もちろん、アルコールもありますよ。
カフェで人気な2大メニューは、「ビーフシチュー」と「コケモモのカップケーキ」。

綺麗なトイレ
洋式の水洗で清潔。

たくさんの魅力がある黒百合ヒュッテですが、女性に人気の理由は「トイレが綺麗」「スウィーツが美味しい」からだそうです。
雪山も登山する人には、通年営業ということも大きいですよね。

ベレー
筆者的には、カフェでコーヒーやワインを飲みながらまったり読書できそうなところに惹かれます。

宿泊スペースについて

個室があるとのこと。ネットか電話で予約ができます。
また、共同の宿泊スペースは男女同室ですが、男女が並ばないように配慮してくれるとの書き込みがありました。

荷物は最低限のもの(貴重品など)は持ち込みが可能。
ザックは1階の棚に置いておくシステムのようです。

天狗岳について

八ヶ岳はエリアが2つに分かれており、夏沢峠を境に「北八ヶ岳」、「南八ヶ岳」と呼ばれます。

北八ヶ岳:
原生林が広がり湖が点在し、神秘的。なだらかな山容で女性的

南八ヶ岳:
2000メートル級の独立峰が連なる。男性的で雄大

天狗岳は八ヶ岳連邦のほぼ中央に位置しており、エリアとしては北八ヶ岳にありますが、南八ヶ岳のような険しいタイプの山です。

さらに天狗岳は、西天狗岳と東天狗岳の東西2つのピークからなる山。
山頂部は東と西で違いがありますよ。

東天狗岳:
ゴツゴツとした岩場。八ヶ岳連邦の縦走路上なので登山者多め。

西天狗岳:
一面ハイマツのなだらかで落ち着いた雰囲気。

お昼をまったり食べるなら、西の方が良さそうですね。

天狗岳は、頑張れば登山口から日帰りで帰ることも可能ですよね。
ベレー
山小屋に泊まってみたいし、ゆったりと山を楽しみたいのであえて1泊で計画を立てました。

ルートのシミュレーション

1日目の朝に家を出発し、黒百合ヒュッテで前泊。
翌朝から天狗岳をピストンして帰宅する日程です。

1日目:黒百合ヒュッテへ

最寄りの登山口駐車場

3パターンを検討。

  1. 渋の湯駐車場を利用
     ⇒そのまま登山口
  2. 御射鹿池(みしゃかいけ)駐車場
     ⇒バスを利用して渋の湯登山口へ
  3. 唐沢鉱泉登山口駐車場
     ⇒そのまま登山口
黒百合ヒュッテアクセス_駐車場3か所

①の渋の湯はほぼ整備された道ですが、最後は少し幅の狭い道の登り。
駐車場の受付が午前6時30分からなので、それ以前に駐車したい場合は③の選択肢となります。

②の御射鹿池は、CMに起用されたり名画のモチーフにもなっている場所。
撮影も楽しみたいなら、こちらの駐車場を利用するのも面白そうです。
ただし、こちらに駐車してバスの本数が少ないので、行きも帰りも要注意です。
ちなみに、渋の湯まで徒歩50分程なので、最悪歩ける距離ですね。

③の唐沢鉱泉は舗装されておらずダートなので、①の渋の湯の方が筆者のような山道の運転が苦手な人には良いかもしれません。
YouTubeに唐沢鉱泉までのダートの模様をUPしてくださっている方がいるので、そちらが参考になりますよ!
【八ヶ岳の駐車場事情】唐沢鉱泉登山口駐車場までのダート道 《天狗岳、黒百合ヒュッテへの玄関口》

ベレー
筆者的には、①の渋の湯を第1希望で考えています。
満車でも最悪少し引き返して②の御射鹿池を利用できる点でも安心。

①渋ノ湯駐車場

登山者が駐車できるのは、渋の湯バス停の約100m手前にあるスペース。
旅館から右手に進むと、奥蓼科登山口があります。

駐車台数:30台
料金:1日1000円 山で宿泊の場合2,000円
受付対応時間:午前6時30分~渋御殿湯で対応可能な時間まで
 ※積雪等の状況次第で駐車できない場合があります。
トイレ:駐車場横にあり
登山ポスト:あり
利用方法:渋御殿湯のフロントで申し込み

②御射鹿池駐車場

渋の湯へは徒歩50分ほどあり、バスが利用できる。
駐車場近くの「明治温泉入口」より
バス乗車(320円)→「渋の湯」バス停下車

営業時間:年中無休
料金:無料
駐車場:31台、24時間出入り可能
トイレ:簡易トイレ4基あり

御射鹿池は以前、シャープのCMや東山魁夷の「緑響く」という名画のモチーフになった場所です。
水面に反射する景色が美しいのですが、キレイに映るのは以下の状況下だそうです。

  • 早朝
  • くもり
  • 無風
御射鹿池_フリー素材

③唐沢鉱泉登山口駐車場

約3kmほど未舗装路ですが、比較的整備されており幅も少しゆとりあり。

駐車台数:約30~40台
駐車料金:無料
トイレ:あり
登山ポスト:あり(宿の前)

ベレー
唐沢鉱泉の浴場で外来入浴できるのが魅力的。

登山口駐車場から黒百合ヒュッテ

渋の湯登山口 ⇒ 黒百合ヒュッテ

黒百合ヒュッテアクセス_登山口から徒歩_渋の湯 マップ
※登山ルートのマップはヤマレコさんを使用しています。

徒歩2時間20分(休憩含まず)

唐沢鉱泉登山口 ⇒ 黒百合ヒュッテ

黒百合ヒュッテアクセス_登山口から徒歩_唐沢鉱泉 マップ

徒歩2時間10分(休憩含まず)

2日目:天狗岳登山、下山後帰宅

黒百合ヒュッテ ⇔ 天狗岳

黒百合ヒュッテからピストンします。

黒百合ヒュッテ_天狗岳マップ

黒百合ヒュッテ⇒東天狗岳 70分
東天狗岳⇒西天狗岳 20分
西天狗岳⇒東天狗岳 20分
東天狗岳⇒黒百合ヒュッテ 40分

山行時間 2時間30分(休憩含まず)

ベレー
黒百合ヒュッテに戻って、カフェで休憩しても良さそうだね

黒百合ヒュッテから登山口駐車場

黒百合ヒュッテ ⇒ 渋の湯駐車場

黒百合ヒュッテアクセス_登山口から徒歩_渋の湯 マップ
往路の逆を行く

徒歩1時間30分(休憩含まず)

御射鹿池駐車場に車を停めている場合、バスの時刻に注意しましょう。
茅野市HP「バス 渋の湯線」

黒百合ヒュッテ ⇒ 唐沢鉱泉駐車場

黒百合ヒュッテアクセス_登山口から徒歩_唐沢鉱泉 マップ
往路の逆を行く

徒歩1時間20分(休憩含まず)

まとめ/山小屋と登山、そして撮影を楽しめるルートで八が岳を満喫しよう

初めて山小屋へ宿泊し、初めての山に登る場合、色々と調べることが多く大変です。
今回はアクセス方法を中心に調査し、初・中級者でも無理なく宿泊登山を楽しめる八ヶ岳のルートをシミュレーションしました。

筆者もぜひこのルートで挑戦してみようと考えてるので、実行した際はレポートもお伝えできればと思います。

また、北アルプスや北陸でのルートも候補を考えてますので、こちらの記事ぜひご参考くださいね!

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それでは、良いリフレッシュを!


※本記事は新型コロナウィルスによる自粛期間中でのお出かけを推奨するものではありません。
※新型コロナウィルスやご訪問先の情報をご確認のうえお出かけください。
※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。

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