名古屋から車で1時間ほどで行けるキャンプ場を探すと、愛知寄りの三重県や岐阜県でたくさんヒットします。
その中で、今回お邪魔した岐阜県のキャンプ場「グリーンウッド関ケ原」と周辺観光がかなり良かったのでご紹介します。
この記事でわかること
岐阜県「関ケ原」は、キャンプだけでなく周辺散策も面白く、リフレッシュできるスポットであること
この記事を書いている私は、 自衛隊・フルマラソン・バックパッカーの経験ありでアウトドア・旅行が趣味の、リフレッシュ大好き人間です。
キャンプ場「グリーンウッド関ケ原」
今回お邪魔したのは、名古屋の中心から車で1時間ほどで行けるキャンプ場「グリーンウッド関ケ原」です。
車の乗り入れ可能フリーサイトへ
広々としたこちらのフリーサイト、車の乗り入れができます。
オートキャンプサイトの半額近くのお値段でコスパもGOOD!
フリーサイトなのに区画がある
フリーサイトなのに区画があるって、キャンパーにはメリット多いですよね。
ある程度の距離感を保つことができるし、変なスペースしか空いてない...なんてことがないのは助かります。
また、各々の敷地内には入らないように気を付けるので、すぐ間近を人がゾロゾロ通るなんてこともありません。
全然関係ないのですが、ムササビウイングというタープを購入し、初めて小川張りという張り方をしました。
タープ自体1人で張ることに慣れておらず、できるのか不安でしたが意外にも1発で綺麗に張れて超嬉しい!
ちなみに、小川張りというのは、テントとタープをピッタリくっつけた張り方です。
セッティングテープを別途購入して、タープのお尻を引っ張り上げ、テントをねじり込むスペースを作ります。
小川張りにすると、雨が降っても濡れずにテントと出入りできるし、設営スペースもコンパクトにできるのがメリットですね。
お手洗い、炊事場、管理棟も近くにあり快適
フリーサイトには男女別のトイレ、炊事場があります。
また、管理棟がすぐ近くにあるので、歩いて管理棟のトイレも借りれます。
炭や薪も徒歩ですぐ買いに行け、ゴミ集積場もあり超便利。
設営も終わり、お楽しみのBBQタイムです。
私はカルビではなくステーキ派です(どうでもよいw)。
しかも今回はうなぎも焼きました!
が、うなぎは失敗でした。
網に直乗せはマズかったです...。焦げ付いて形が崩壊。
網を使わず、串に刺して火にかけるべきですね。見た目はともかく、味は美味しかったからオッケー!
そして日本酒とワインと焚火で癒しタイム。
キャンプの醍醐味ですね。
焚火とブランケットが近すぎて、薪が爆ぜて穴が開きましたよ。
マラソンで貰った無料のだから良いけど、次は難燃性のものを買おうと思います。
せっかくなので関ケ原古戦場を散策
キャンプ泊の翌朝のまったりコーヒータイムを楽しみながら、ふと思いつきました。
せっかく関ケ原に来たのに、あの有名なスポットに行かないのはもったいないかなぁ。
今回のキャンプは2泊3日で来ているので時間がある。
関ケ原古戦場を散策し、日帰り温泉へそのまま行き、夕飯の買い出しをして帰ってくることにしました。
私はキャンプの途中で古戦場を散策しましたが、1泊の場合は、チェックアウトした後まわると良いかなと思います。
3~4時間で興味のあるスポットを徒歩で回る
関ケ原古戦場の公式サイトを参考にすると、さまざまなモデルコースがあります。
調べてみて一番驚いたのが、西軍と東軍の陣地がめっちゃくちゃ近いことです。
東軍家康の陣跡から西軍石田三成の陣跡まで、たったの徒歩15分!
どえらいコンパクトなエリアで天下分け目の合戦をしてたんですね。
関ケ原古戦場の散策エリアは、コンパクトと言えども数ある武将の陣跡を歩いてくまなく回るのはやっぱり大変。
レンタル自転車もありますが、今回は思いつきでちょっと散策するだけなので、徒歩で3~4時間で行ける場所に絞りました。
開戦地の無料駐車場に車を停めて徒歩散策開始
まわったのは、以下のポイントです。
散策ルート
❶ 開戦地をスタート&ゴール(無料駐車場とトイレあり)
❷ 小西行長陣跡(西)
❸ 島津義弘陣跡(西)
❹ 島左近陣跡(西)
❺ 石田三成陣跡(西)
❻ 決戦跡地
❼ 徳川家康最後陣跡(東)
振り返ってみると、西軍ばかりまわってました。
鶴翼の陣という必勝の陣形をとっていたのに、裏切りと武将達が言うこときかず動かなかったせいで敗戦してしまった西軍。
その背景を考えると、負けた西軍側にドラマを感じざるを得ません。
しかし石田三成は、秀吉への密告と横柄な態度で、本当に嫌われ者だったんですねぇ。
それに比べて家康は色々困っている人の間を取り持ってあげていたようです。
恨みを買わず、何なら恩を売るということがいかに大切か分かりますね。
❶開戦地ここからスタートです。
裏手にはキレイなトイレがありました。
すぐ近くには❷小西行長陣跡(西)があります。
次の目的地へ歩いていきます。
この関ケ原古戦場の散策をおすすめする理由のひとつは、とてものどかな風景の中気持ちよく歩いて回れることです。
❸島津義弘陣跡を経由
こちらの陣跡、すぐ近くに神社があります。
神社が近くにあると、例え戦と言えども、攻撃がしにくいのだそうで、あえてこういう場所に布陣したそうです。
丁度ボランティアさん?が学生の団体に説明しているのをチラ聞きしましたw
道のいたる所に、道しるべがあるので、迷わず進めます。
散策コースとしてとても整備されていて親切です。
❹島左近、❺石田三成陣跡のある笹尾山へ
笹尾山には広大な無料駐車場がありました。
この笹尾山の麓が島左近の陣跡になります。
島左近は前日にも大垣で戦いをしていたそうです。頑張り屋ですね。
島左近陣跡から笹尾山頂上へ行く階段が伸びているので登ります。
山と言っても、本当に小さな山なので数分で頂上です。
石田三成陣跡ののぼりが見えてきました。
とてもよい見晴らしです。
ここから石田三成が見ていたんですね。
頂上の奥には東屋もあります。
団体さんがお昼休憩をしていました。
❻決戦の地、そして❼徳川家康最後陣地へ
左手にコスモス畑を見てなごみながら歩いている先には、決戦の地ののぼりが見えます。
そう、一番の激戦地だった場所です。
現在のこの平和な景色からは想像できない風景だったことでしょう...。
人もいなくてちょっとゾクッとするので先を急ぎます。
❼徳川家康最後陣地に来ました。
家康は当初もう少し離れた別の場所で布陣してましたが、
「イライラするがね」
とのことで、こちらに進軍して場所替えしたそうです。
ここで家康は敵将の首実検を自ら行っていたそうです。
ここまで回ってそろそろ疲れたので駐車場へ戻ることに。
途中「関ケ原古戦場記念館」という立派なミュージアムがあったので、次回はそちらも訪れてみようと思います。
あと、松尾山に登って小早川秀秋の眺めてた風景を見に行くのも面白いかもしれませんね。
まとめ/関ケ原でキャンプ&古戦場散策はリフレッシュにおすすめ
キャンプ後は真っすぐ帰宅する派でしたが、ちょっと歴史的な観光地の散策をプラスすると、さらに充実感が増すことが分かりました。
関ケ原古戦場は、私のような歴史の詳細を良く知らない「にわか」でも楽しめ、勉強になるスポットでしたよ。
景色も良かったので、キャンプ抜きで1日かけて歩いたり自転車で回っても楽しそうですね。
それでは、良いリフレッシュを!
※本記事は新型コロナウィルスによる自粛期間中でのお出かけを推奨するものではありません。
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