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ゆる登山 登山の食事

アルファ米ってどうなの?登山で食べてみた【これは使える】

登山をするにあたって、少しでも荷物の軽量コンパクト化をしたいと考えますよね。

そこでずっと気になっていた「アルファ米」を購入し、山ごはんをしてきたのでご紹介します。

結論をはじめに書きますと、日帰り軽登山で持って行くにはあまり軽量化はできないけど、他にメリットがあるので「山ごはんに全然使える!」と思いました。

この記事で解決できること

登山にアルファ米を検討している方が購入の参考にできます

この記事を書いている私は、 日帰り低山のゆる登山派ですが6年ほど経験あり。今年こそお泊り登山に挑戦しようと計画中。

そもそもアルファ米ってどんなもの?

アルファ米とは、炊きたてのごはんを急速乾燥させたものです。
ごはんの美味しさはそのままで水分のみ抜けている状態です。
水やお湯を加えるだけで、元通りのごはんに戻せます。

フリーズドライとの違いは製造工程にあり、フリーズドライは素材の構造を崩してしまうけどアルファ米は崩さないため、ごはんのもっちり感や歯ごたえをそのままにできます。

簡単に言えば、アルファ米は「おいしい」ってことですね。

米粒のイラスト

軽登山でのアルファ米のメリットは4つ

アルファ米のメリットのひとつは「軽量さ」だと思っていたのですが、日帰り登山をする場合は、意外と軽量ではないことに気が付きました。

パックご飯とアルファ米を以下の通り比べてみます。

種類重量
パックごはん200g
アルファ米100gと水160ml ⇒できあがりは260gのご飯に

アルファ米はご飯に戻すためにお水を持っていく必要があるので、決して荷物の重さはパックごはんより軽いわけではないですね。

ただ、山小屋などでお水を入手できる環境下の登山だったら、アルファ米だけを持って登ればよいので軽量化になりますね。
日帰りの軽登山だと、残念ながら軽量化は期待できません。

でも、その他にたくさんメリットがあります!

①パックご飯よりコンパクト

パックご飯だと容器に入っているためかさばります。
アルファ米は写真のようにペラペラなのでコンパクトだし、袋で柔らかいのでパッキングもしやすいのもGOOD。
そして特に違いが出るのは食べた後です。

アルファ米は袋に入っているので、食べ終わった後は、小さく折り畳んで持ち帰れます。
やはり荷物がスッキリするのは助かります。

尾西の白飯のパッケージ

②炊飯やパックご飯より短時間で調理できる

現地で炊飯するには、家で給水させて持ってきたとしても炊き上がりに30分くらいはかかってしまいます。

また、炊飯もですがパックご飯持って行ってを温めるとしても、バーナーを使って沸かしているので、おかずの準備ができません。

アルファ米の場合、お水をいったん沸騰させてしまえば、お湯をアルファ米のパックに注いでフタを閉めて放置しておくだけなので、バーナーを使用して他の調理が同時進行でできます

③普通に美味しいし、味のバリエーションが豊富

アルファ米では定番であり、一番出番が多い「尾西の白飯」を購入。
実際にお湯で戻して食べてみました。

ベレー

うん。全然普通に食べられる味です。

ただやはり、きちんと炊いたご飯と比べてしまうと、若干おいしさは劣ってしまいますが、カレーライスにしたり、丼にしたり、リゾット風にすれば全然問題なし!

尾西の白飯 パッケージ

アルファ米を販売している会社としては「尾西食品」が有名ですが、実は私が一押しなのは「アルファー食品」というメーカーです。

母・叔母・筆者の3人で尾西食品とアルファー食品から販売されている3品目を食べ比べてレビューした記事もありますので、よろしかったらチェックしてみてくださいね!

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④賞味期限が長いので非常食としてのストックにもなる

私はAmazonで購入してますが、賞味期限が5年あるので、非常食も兼ねてローリングストックしています。

登山やキャンプをしていると、道具や食材をいざというときに使えるのも一石二鳥で嬉しいポイントですよね。

アルファ米とカレーで山ごはんを作ったら簡単で美味しかった

アルファ米を使ってカレーライスを作ってみました。
ウインナーをトッピングしてボリュームUPです。
レトルトなので簡単で間違いがなし!

準 備

レトルトカレーは外箱から出して軽量コンパクト化です。

尾西の白飯とレトルトカレー

真夏の暑さでウインナーが痛まないように、凍らせた水と一緒にクーラーバッグに入れていきます。
朝6時半に100均のクーラーバッグに入れから3時間半ほど経ってますが、まだ3割ほどしか溶けてません。

百均のクーラーバッグに凍らせた水とウインナー

今回はアルコールバーナーを持ってきました。
黒いのは風防兼五徳です。

クッカーとアルコールバーナー一式

アルコールバーナーについて詳細の記事がありますので、こちらも是非どうぞ

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調 理

まず始めにアルファ米の仕込みをします。

袋を開けると、サラサラのごはんの中に脱酸素剤とスプーンが入っています。

尾西の白飯の袋開けたところ

脱酸素剤とスプーンを取り出し、お湯を内側に書いてある線まで入れてかき混ぜ、
あとはチャックを閉めて置いておくだけ。

尾西の白飯にお湯を注いでかき混ぜる
あっと言う間に水分がなくなる

アルファ米を戻している間に、おかずを調理します。

沸騰したお湯にウインナーとレトルトカレーを投入

お湯を沸かしてカレーとウインナーをボイル

15分ほど経てばアルファ米も完成です。
うん、いい感じ。

尾西の白飯できあがり

クッカーにごはんを移してカレーとウインナーを盛り付けて完成!

山カレー完成
yummy!

ちなみにクッカーはエバニューの「チタンウルトラライトクッカー2RED」ですが、とても軽くておすすめです。
こちらの記事で詳細をご紹介してますので、よかったらご参考ください

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まとめ/簡単に調理ができるアルファ米でおいしい山ごはんを

ちょっと気分転換に登山に行こうかな~と考えた時、準備をするのに時間や手間がかかると行くのが億劫になってしまいませんか?

私は結構直前に面倒くさくなり、やめてしまうことがあります。

でも、アルファ米のように長期保存で持っているストックの中からサッとリュックに入れて出かけれるのはお手軽です。

ごはんと何を持っていこうか悩むのも楽しみのひとつになりますね。

アルファ米を使った簡単メニューでもう1つおすすめもありますので、よろしかったらこちらもご覧くださいね。

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それでは、良いリフレッシュを!

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