歴史あるお寺、山や湖などの自然、美味しい食べ物とお酒など、温泉以外にも見どころがたくさんある東北。
雰囲気があって良い写真が撮れるスポットも数多くあります。
そんな魅力的な東北を、仕事のお休みを使って短期間で一気に何県も巡りたいという方は多いのではないでしょうか。
私もそんな1人で、「東北を旅したい!」と思い立ったのですが、効率的にまわるとなると車じゃないと厳しいのかな?と疑問に思いました。
そこでお盆休み期間の4日間を、車なしで満喫できるルートを研究して実行してみたら、充実の旅になったので記事にすることにしました。
ちなみに、温泉宿には泊まらない、貧乏とまではいかないけど節約の旅です。
学生ではなく社会人なんですが^^
※2019年コロナ以前のお盆に旅行した内容の記事です。
この記事で解決できること
東北を4日でまわりながら素敵なフォト旅ができるルートの一つが分かります
この記事を書いている私は、 自衛隊・フルマラソン・バックパッカーの経験ありでアウトドア・旅行が趣味の、リフレッシュ大好き人間です。
3泊4日でも目的を絞れば公共交通機関で4県まわることは可能
私は愛知県在住ですが、数年前に長期出張で1年間東京に住んだことがあります。
愛知からは東北って結構遠くて簡単に行けないため、どうしても東京にいる間に行ってやろうと計画を立てました。
たった4日間で4県回ってしまおうという、超欲張りルートです。
本当は5日間の予定だったのですが、台風が接近ということで泣く泣く1日削りました。
安定の雨女スキル発動です。。。
目的は「観光、撮影、美味しいもの食べる」で、さらに具体化すると以下の3つでした。
- 中尊寺を観光(岩手)
- 観光列車に乗る(青森⇒秋田)
- 白神山地の十二湖で写真撮影(青森)
この3つにプラスαで仙台(宮城)に立ち寄ることにしました。
使った交通手段は、新幹線、JR在来線、バス、観光列車。
全ての時刻表を調べて、無理のない乗り継ぎ時間で計画し、観光列車だけはチケットの予約をしました。
私は基本的にゆる目の旅が好きですが、短期間で効率よく回るには、下調べは大切ですよね。
東京発/3泊4日東北の旅 ルート
旅のルートは、東京 ⇒ 仙台 ⇒ 平泉(中尊寺) ⇒ 青森 ⇒ 十二湖 ⇒ 秋田 ⇒ 角館 ⇒ 東京でまわって来ました。
オレンジのフラッグで1泊です。
本当は青森でもう1泊して観光したかったのですが、台風が接近していたのでここを短縮。
また、秋田ではレンタカーを借りて男鹿半島をドライブする予定だったのですが、これまた台風で無理そうだったので急きょ予定を変更。
東北の小京都と言われている「角館」に立ち寄ることにしました。
宿泊:ビジネスホテルで節約の旅
東北にはたくさん魅力的な温泉旅館があるのは承知してるのですが、節約の旅の今回は全てビジネスホテルに宿泊。
4日間を全力で駆け抜けるので宿でのんびりしている暇もないし、1人だしということで、自分を納得させました^^
そもそも宿にお金出すくらいなら、美味しいもの食べるか1泊追加したい派です。
むしろもっとコストを抑えるため、仙台ではカプセルホテルに初挑戦しようかとも考えました。
でもこの短期の密度の濃い旅では、疲れを取るのが優先だと思い、ビジネスホテルで落ち着きました。
持ち物:不要だったものはノートPC、持って行くべきは着替え
今回の旅の目的は写真や動画を撮ることだったので、カメラまわりの荷物が結構ありました(本格的にやっている人に比べたらほとんど荷物ないに等しいですが^^;)。
重い荷物を背負って、一日2万歩とか歩いていたのと暑さでしんどかったです。
東北ってもっと涼しいと思ってました…
パッキングについて
荷物は、カメラ用のバックパックと小さめのボストンバッグの二刀流。
片方をコインロッカーに入れておいて観光する作戦です。
一眼レフカメラ、三脚、ノートPCのせいで、かなりの重さ。
ちなみに持っていったカメラは、Canon EOS 6Dという一眼レフと、Osmo Pocketというビデオカメラです。
現在はメイン機は同じくCanonのEOS RPというミラーレスを使ってますが、このEOS 6Dは、フルサイズ一眼レフとしては小さめ軽量ではありましたが、ミラーレスと比べるとかなり大きかったです。
リュックはカメラ専用のManfrottoのバックパックを買ったのですが、正解でした。
横がガバッと開いて、カメラをそのまま出し入れしやすくて使いやすい!
1泊だったら、これだけでも行けるんじゃないかなと思います。
バックパックについては別の記事にまとめてますので、よろしかったらご覧ください!
もう片方のボストンは、楽天で2500円くらいで買ったバッグでした。
着替えやお風呂・洗面系、充電器等ホテルでしか使用しないものを入れ、コインロッカーにデポしてました。
持ち物の詳細
持ち歩き用リュック
日中荷物を持ち歩いていたメインのバッグです。
コインロッカーに預けるバッグ
お風呂や洗面道具、着替えなど、日中の観光する時には不要なものを入れるバッグです。
不要なもの、不足したもの
私の予定では、ホテルに戻った後はベッドでゴロゴロしながら、その日撮影した画像をノートPCに取り込んで整理しながらニヤニヤしたり、次の日訪問する所について調べたりしようと思ってました。
というか、そういう状況に憧れてました。
実際は。。。19時頃にチェックインし、荷物を降ろして夕飯を食べに出かけ、戻り次第シャワーを浴びて洗濯したら23時という慌ただしさ。
朝も早いから即寝です。
ノートPCなんて開くことはまずなく、ちょっとした調べものはスマホで十分でした。
次回からはノートPCは持っていきません。
逆に足りなくて困ったのは着替え。
毎日ビジネスホテルに泊まるし、ランドリーで洗濯すれば良いかと思い、着替えは最小限しか持って行きませんでした。
しかし!お盆休みのような混雑している時期にランドリーを使えるなんて思っていた私は甘ちゃんでした。
どこのビジホもランドリーは激混み!
仕方なく手洗いしてましたが、手で絞っただけの洗濯物は半乾きになってしまいます。
毎晩ヘアドライヤーである程度乾かしてから寝るという、効率の悪さでした。
とほほほほ。
旅の予算:10万円
終わってみて使ったお金の計算をしたら、予算通りほぼ10万円で収まっていました。
費用の内訳
内訳はこんな感じです。
- 交通費・宿泊代・入場料/拝観料「7万円」
- 食費「6,000円/日」
- お土産「6,000円」
交通費が結構かかってますが、ほぼ新幹線で移動だったので、仕方ないですね。
もっと時間に余裕があったら、乗り放題的なフリーパスでのんびり旅するのも良いかも。
ただそうなると、移動時間が長くなるため観光のために追加で宿泊が必要になるので、費用的にはあまり変わらないかな。
東北は食べ物が美味しいので、食費は削りたくなかったです。
そんなに豪勢には食べてませんが、そんなに節約もしなかった感じですね。
あと、入場料や拝観料、御朱印帳の記帳代も地味にかかりました。
交通費を抑える
「時間にもう少し余裕がある」もしくは「行く場所を絞る」のなら、高速バスを利用するのもありですね。
新幹線より半額以下、そして夜行だったら宿泊費も浮きます。
問題は、夜行で行くと翌朝からの行動がちょっとキツイことですけどね...。
行きも帰りも高速バスだと疲れてしまいますが(年齢的に体力が...)、片道だけ利用なら何とかいけそうな気もします。
こちらのようなサイトだと色々比較がしやすそうなので、今後の公共交通機関の旅では利用してみるのも良さそうです。
高速バス比較サイト【バスブックマーク】 格安高速バスのスカイチケット高速バス楽天ユーザーなら、楽天トラベルの高速バス予約を利用すると、クーポンが使用できたりポイントも貯めれるのが魅力的ですね。
楽天トラベル/高速バス・バスツアーまとめ/事前に交通手段を調べて効率よく、荷物を工夫して快適に東北を満喫しよう
最後に、本記事でお伝えしたかった内容をまとめます。
- 車なしでも4日間で4県まわって観光するのは可能
- 仙台、平泉(中尊寺)、白神山地は公共交通機関で効率よく回れる
- 公共交通機関での旅行では、バッグを2つに分けると便利
- オンシーズン時、ホテルでランドリーは使えないと思った方が良い
ではでは、東京から新幹線で仙台へ出発です。
Day1はこちらの記事をどうぞご覧くださいね。
それでは、良いリフレッシュを!
※本記事は新型コロナウィルスによる自粛期間中でのお出かけを推奨するものではありません。
※新型コロナウィルスやご訪問先の情報をご確認のうえお出かけください。
※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。