3泊4日の島根一人旅4日目の最終日は、玉造温泉街を観光後、名古屋に戻ります。
玉造温泉は日本最古の温泉地であり、「神の湯」「美肌の湯」として、1300年前にはすでに名湯として古い書物に記されています。
松江駅からほど近いので、ぜひ訪れたいスポットです。
この記事でわかること
- 朝イチで松江駅から玉造温泉街を散策し、また松江へ戻るコースの一例
- 松江から高速バスと新幹線で名古屋へ帰ることについて
帰る日もしっかり観光します。
最終日の観光ルート
松江駅前のロータリーからバスに乗り、玉造温泉へ。
15:15の松江駅発新大阪行き高速バスに乗るため、午後イチくらいには松江駅に戻ってきます。
新大阪からは新幹線で名古屋へ帰ります。
「願い石・叶い石」の玉作湯神社へ
玉造温泉街には、温泉だけではなくパワースポットがいくつかあります。
その中の1つ、自分だけのオリジナルなお守りが作れる「玉作湯神社」へ行きます。
自分だけのお守り「叶い石」
玉作湯神社の境内に、古くから祀られている「願い石」と呼ばれる直径60cmほどの石があります。
その願い石に、願いを込めながら自分の持っている「叶い石」という天然石を触れると、ご利益をいただけるというものです。
天然石(叶い石)は、社務所で御初穂料を納めて授かることができます。
また、叶い石と共に願い札も授与いただけるので、願い事を記入して叶い石と一緒にお守り袋に入れることで、自分だけのオリジナルお守りを作れます。
バスで玉造温泉へ移動
カプセルホテルのラウンジで前日コンビニで買っておいたパンを食べ、身支度を整えて出発。
松江駅のコインロッカーに荷物を預け、駅前のロータリーからバスに乗車。
朝から土砂降りの雨か...。
玉作湯神社
玉造温泉のバス停から玉作湯神社へは、徒歩3分と近い。
鳥居をくぐってすぐに「叶い石」と書かれた立て札があり、矢印の方向に社務所が見えます。
到着が早すぎて社務所が開いていませんでしたが、御初穂料を納める箱があり、自分で叶い石・願い札をいただけるようになっていました。
拝殿に、願い札にお願い事を記入できるスペースがあります。
社務所で授かったお願い事セットを開けると、説明書き・願い札・叶い石・紙のお守り袋が入っていました。
天然石は、ランダムに色々な種類・色のものが入っているようです。
私のは濃い青の石が来てくれました。何の種類だろう?
拝殿からさらに奥へ進むと、願い石が祀られていました。
家に持ち帰ってからは、自分でお守り袋を購入して大切に保管しています。
願い札に住所氏名書いてあるので、恥ずかしいから絶対落とせない。
「おしろい地蔵さま」の清巌寺へ
美肌効果で有名な玉造温泉街の中で、美肌祈願ができるお寺があります。
そのお寺とは、おしろい地蔵さまで人気な清巌寺です。
玉作湯神社から徒歩すぐなので、一緒に訪れたいですね。
おしろい地蔵さまとは
清巌寺のお地蔵さまには、とある伝説があります。
昔々、顔にあざがあったお坊様が、お地蔵さまにおしろいを塗り祈願したところ、顔のあざが綺麗に治ったとのこと。
それから美肌・肌の治癒・美容などのご利益をいただけると、祀られています。
お札を授かりお地蔵様に祈願
まずは本堂でお参り。
その後、左手にある「おしろい札所」で、祈願札を授与していただきます。
祈願札にお願い事を記入し、祈願札に絵が描かれているので、自分の治癒・改善したい部分の色を塗りましょう。
祈願札は、おしろい地蔵様の横に掛ける場所がります。
お地蔵さまの下に、おしろいと筆が設置されているので、お地蔵さまの「自分の祈願したい所」に塗らせていただきます。
シミ・シワ・たるみの少ない肌でいられますように
清厳寺は、出雲観音霊場三十三番札所の最後の札所でもあり、巡礼をされている方も訪れます。
如来、菩薩、観音様と、様々な方が祀られており、とてもスピリチュアルでありがたいスポットです。
おすそ分け茶屋でひと休憩
土砂降りだった雨もあがり、温泉街の方へ行こうと来た道を戻ります。
最初に訪れた玉作湯神社の入り口に、「おすそわけ茶屋」の看板があったことを思い出し、立ち寄ることにしました。
おすそわけ茶屋は無料休憩所ですが、100円でお抹茶か珈琲をいただけます。
お菓子までついていて感激。
おいしかったです。
全然関係ないんですが、こんな看板発見。
美肌効果でしょうか。美人さん多し。
「地酒と器のひとしずく」で朝から日本酒
日帰り温泉に入る前に、玉造温泉街で楽しみにしていたことの1つ、地酒のテイスティングと購入ができるお店に立ち寄りました。
店内に入ると、お酒はもちろん、たくさんの器やおつまみも販売されていました。
相談しながらお土産の日本酒を決める
お店の方にどのお酒がおすすめか相談できるとのことなので、日本酒好きの母のお土産に買うお酒を相談。
普段「剣菱」を飲んでいる人に合いそうなのはどれですか?
おすすめいただいたのはコチラ。
特 徴
- 柔らかな米の甘みが広がり、透明感がある
- 口当たりは柔らかく、品の良い香りと味わい
お試しで少し飲んでみたら、とても飲みやすいものだったので購入。
母も美味しいと喜んでいました。
カウンターで立ち呑み
店内には立呑みカウンターがあり、メニューにあるお酒をいただけます。
180mlと90mlの量から選べるので、少量ずつ何種類か楽しみたい派には嬉しい。
私も、自分の好みを伝えておすすめを教えていただきました。
甘いのは苦手で、ほどよく辛口が好き
そして、おすすめいただいたのはコチラ。
天穏 純米酒 白ラベル 720ml【島根県出雲市 板倉酒造】特 徴
- 出雲を代表する銘酒の1つ
- 中庸で懐が深く、定番で多くの人が飲みやすい
- 口当たりもやわらかく伸びやか
くせがなく美味しく気に入りました。
他のも試飲したかったけど、この後温泉に入るので我慢します。
少量を飲み比べできるなんて、お気に入りを見つける良いチャンス!
島根おすすめの温泉情報をゲット
お店の経営者のお二方とお話させていただきながら、朝から日本酒を嗜む筆者。
お二人は島根の温泉巡りが趣味だと伺ったので、ここは行っとけ!という、おすすめの温泉を教えていただきました。
備忘録として以下に記しておきます。
- 出雲湯村温泉 元湯 漆仁の湯
- 国民宿舎 さんべ荘
- 千原温泉 千原湯谷湯治場
- 元湯温泉
- かたくりの里 民宿たなべ
場所のおおよその位置は以下の通り。
次に島根に来るときは、車で来て石見銀山と温泉をまわるのも楽しそうです。
参考図書
「たまゆら」でお土産を購入
玉造温泉街には、お土産を購入できるかわいいお店もありました。
「たまゆら」さんで、家族に買うお土産を物色。
パワーストーンのアクセサリーや雑貨が並んでいました。
パワーストーン付きのうさぎストラップとハンドタオルのセットを、母・叔母・自分に3セット購入。
ちなみに、選んだのは「勝負運」のパワーストーン。勝てますように!
玉造温泉で日帰り入浴
日帰り温泉はいくつかありますが、HPの写真の雰囲気とアクセスのよさで「ホテル玉泉」さんをチョイス。
まだチェックイン時間前なので、とても静かでした。
浴場に行くと2人ほど先客がいたが、すぐにあがっていったので、ここでも最後まで私一人の貸し切り。
内風呂も露天風呂も、かなり広々としてもいい感じです。
※必ず、ご入浴予定日の当日に「日帰り温泉入浴営業カレンダー」をチェックしましょう
松江に戻り高速バスと新幹線で名古屋へ
3泊4日の島根の旅も、玉造温泉で観光は終わりです。
松江駅に戻って、名古屋へ帰る準備をします。
玉造温泉から松江に戻る
ホテル玉泉から、徒歩25分くらいかけて玉造温泉駅へ移動します。
ここ玉造温泉街では、最初から最後まで徒歩で移動できるコンパクトさです。
松江駅まではJRで9分ほどなので、安くて便利。
シャミネ松江で昼食と買い物
松江駅に戻ったのは13:40。
お腹が空いたので、駅構内に併設の「シャミネ松江」にある居酒屋さんで、ランチをします。
庄や シャミネ松江店さんで、天丼の定食を注文。
松江に来て、朝食以外すべて駅構内にあるシャミネ松江というショッピングモールで食べています。
観光でかなり歩くし、時間も節約できるので便利。
夜ご飯は、郷土料理が食べられる居酒屋がベストですけどね
あとシャミネ松江には、大きめのお土産屋さんがあるので、帰る間際にここでまとめて買うと効率が良いと思います。
特に食べ物系が充実していました。
高速バスで新大阪へ移動
松江駅前のバスターミナルから高速バスに乗車。
終点まで乗らない場合、ボタンで止まる合図するらしいけど、車内が暗くてどこにボタンがあるか分からずあせりました。
高速バスは乗り慣れていないのでドキドキ
真ん中のシートだからよくわからなかったけど、両サイド窓側席の頭上にある荷物置き場の下に、ボタンがついているのがわかって一安心。
車内の照明の近くにボタンがあって逆に見えなかったです。
でもまぁ、新大阪駅は降りる人が他にもいるだろうから大丈夫だと思うけどね!
新大阪駅でお好み焼きを食べる
名古屋へ帰る新幹線はぷらっとこだまを予約しているので、新大阪の駅で2時間弱あります。
せっかくなので、お好み焼きを食べることにしました。
新幹線の中央改札の正面から、エスカレーターで降りてすぐの味の小路へ行きます。
メッセ熊子で「ねぎおこ」とビールを注文。
牛すじ、うんま~っ!!
やっぱり大阪は食べ物が美味しい!
お腹も満たされ、新幹線に乗車。
22:35、無事名古屋駅に到着しました。
これで3泊4日島根の旅も終了です。
まとめ|3泊4日島根一人旅ふりかえり
島根の旅を終えた感想をまとめてみました。
良かった点
- 一人旅するのに良いところだった。
⇒静かに歴史を知り、自然を感じられるスポットが多い - 日本の神話を少し理解でき、日本人として自分の国の理解が深まった。
- 行く先々で温泉に入れて、お肌スベスベ。
- おそばも海鮮も美味しい。
- 高速バスとぷらっとこだまで、思ったより安くまわれる。
- 予定通りにすべてこなせたので、無理のないプランだった。
反省点
- ホテルの予約が遅すぎて選べなかった。
- カプセルホテルは、よほどコスパよくない限り避けたい。
- 2日目に歩きすぎて、3日目に疲れが残ってしまった。
- 現地で食べたいもの、郷土料理をもっと調べておくべきだった。
- 参拝やコインロッカーに使う「小銭」が不足した。
- 運動靴はメッシュのため雨に弱かったので、スニーカーの方が良い。
- 旅をもっと楽に楽しめるよう、荷物をコンパクト軽量化するべし。
⇒ミラーレス一眼はあきらめ、スマホ+Osmo Pocketだけに絞る - お土産は、後で買おうとすると意外と見つからないので、ちょっと良いなと思ったら買っておくべき。
バッグを2つに分けて持っていったので、2回ほど荷物を忘れそうになるもギリギリ回避できたし、特にトラブルなく旅ができました。
島根=出雲大社くらいの知識しかありませんでしが、今回の旅行で、島根は見どころ・癒しスポットが多いことを知りました。
以上、今回の旅を振り返ってみました。
出雲大社に行きたい方の、旅の計画の参考になれたら幸いです。
せっかくの遠出なので、松江や玉造温泉なども一緒に楽しんできてくださいね!
この旅全体のルート詳細や費用をまとめた記事もあるので、移動の具体的な情報はそちらも参考にしてみてくださいね!
前日(足立美術館と松江観光)の旅のレポートはこちら。
それでは、よいリフレッシュを!
※旅行時の情報です。ご購入やお出かけの際は、最新情報をご確認ください。