健康面での良い効果や集中力アップが期待できると噂のスタンディングデスク。
電動昇降デスクで人気のメーカーFLEXISPOT(フレキシスポット)のモデルのひとつ、「EF1」を購入したのでレビューします。
小柄な方でEF1の購入にお悩みの場合、特に参考していただける内容です。
この記事でわかること
- 実際に使用して感じるメリット・デメリット。
- 天板の高さが高すぎる問題の解決策。
- 足置きをDIYする一例
身長162センチの筆者が半年ほど使用した感想です。
スタンディングデスクを導入した効果
ブロガー兼ライターとして長い時間デスクワークをしており、1日10時間座りっぱなしが当たり前の筆者。
姿勢の悪さから首を痛め、座る姿勢を本気で整える必要が出てきたため、思い切って電動昇降デスクを購入しました。
座っている時の高さの微調整はもちろん、立って使うスタンディングデスクとしても期待。
半年ほど使用して感じた効果は、以下の通りです。
- 座っている時より集中力が上がる。
- 気分転換になる。
- 脚が少し鍛えられる。
- 正しい姿勢をとりやすくなる。
いつも座っていたので気が付きませんでしたが、スタンディングデスクを使うようになり、座っていると気が散りがちになりやすいことに気づきました。
立つと少し緊張感が生まれ、何かのスイッチが入ったように気持ちが切り替わります。
普段と違う環境になることで、気分転換になることにも驚きました。
脚が少し鍛えられると感じたのは、筋肉痛になったためです。
立っているからといって痩せたりはしませんが、たまにお尻に力を入れたり中腰になったりすれば、軽い筋トレもついでにできちゃいます。
また、昇降式デスクは座っている時の高さが微調整できるのはもちろん、スタンディングで使用している時は、さらに良い姿勢をキープできる気がします。
FLEXISPOT EF1をレビュー
昇降式のデスクはさまざまなメーカーから販売されていますが、口コミ・人気・コスパ・デザインなどをもとにフレキシスポットのデスクに決定しました。
一番悩んだのは、フレキシスポットのどのシリーズのデスクを買うかです。
EG1・EF1・E7で迷った
フレキシスポットのデスクのシリーズで迷ったのは、EF1と同じくエントリーモデルである「EG1」と、ハイグレードモデルの「E7」。
それぞれの主な特徴を簡単にまとめました。
モデル | 特徴 |
EG1 | 一番お値打ち価格(EF1より2~3,000円程度安い) メモリー機能・障害物検知なし サイズや昇降範囲は、EF1と同等 |
EF1 | サイズや昇降範囲は、EG1と同等 メモリー機能・障害物検知あり |
E7 | 昇降範囲が広い(EG1・EF1よりかなり下がる) 対応天板サイズが大きい 耐荷重が大きい 本体重量が重い 昇降速度が速い |
最終的にEF1を選んだのですが、ベストBuyだったと思っています。
なぜそう思ったのか、実際に使って感じたメリット・デメリットを具体的にお伝えします。
FLEXISPOT EF1のお気に入りポイント
フレキシスポット、その中でもEF1を選んで感じたメリットはこちらです。
コスパが良いのにチープな感じがしない
当初バウヒュッテの昇降デスクを検討していましたが、デザインがピンとこなくて迷っていました。
フレキシスポットは、シンプルでスッキリしており、足のカラーで白が選べるのもポイントが高かったです。
天板の種類も豊富で、好みのものがない場合は、自分で用意した天板を取り付けている人もいます。
筆者はメープルを選びましたが、爽やかでGood!
電動昇降式としては安価なデスクなので、正直天板の品質について怪しんでいましたが、現物が届いて全然不満はありませんでした。
必要十分な機能が付いている
昇降するたびに手動で高さを調整するのは、絶対に面倒くさくなると予想し、高さを記憶しておけるメモリー機能は必要だと思いました。
実際に使ってみて、この判断は正解でした。
障害物検知機能はなくても問題ないかなと思っていましたが、こちらもあって良かったです。
デスク横にあるプリンターのケーブルを挟んでしまいそうになった時、障害物検知機能が働き、自動で止まったおかげで無傷で済みました。
重量が重すぎない
デスクのある筆者の部屋には、本棚・ベッド・大型テレビ・電動雀卓など重い物ばかりで、これ以上重い物を設置すると床が傷むのではないか...と不安です。
グレードの高いE7に比べてEF1は軽量なので、少し安心感があります。
模様替えでデスクを移動する時も、少しは楽ですね
FLEXISPOT EF1の要注意なポイント
最終的に気に入っているEF1ですが、購入時に悩みに悩んだポイントがあります。
それは、昇降範囲が狭いことです。
天板を一番低くした高さが71cmですが、天板(2.5cm)を含めると73.5cm。
ここで注目したいのは、座った時に高すぎるのではないかということ。
姿勢の悪さを何とかしたかったため、理想的なデスクの高さを調べたところ、およそ以下の通りでした。
※複数のサイトより平均的な数値を出しました。目安として参考にしてください。
理想的なデスクの高さ
身長(cm) | 座った時(cm) | 立った時(cm) |
155 | 65 | 92.5 |
160 | 67.5 | 95 |
165 | 69.5 | 97 |
170 | 71.5 | 100 |
175 | 73.5 | 102.5 |
180 | 76 | 105 |
身長175cm以上の方は問題ありませんね。
しかし筆者の身長は162cmで、座った時の最適なデスクの高さは68.5cmほどです。
しかしEF1は一番低くしても73.5cmなので、座った時に5cmほど高すぎます。
実際、座ってイスの高さをデスクにあわせると、かかとが浮いてしまいました。
FLEXISPOT EF1の天板が高すぎる問題の解決方法
ハイグレードなE7は、EF1より13cmも低くできるのですが、お値段も高く重量もある...。
できたらEF1を購入したく色々調べた結果、足元にフットレスト(足置き)を置くことで解決できることがわかりました。
フットレストをDIYして高さ問題をクリア
フットレストを購入する選択肢もあったのですが、足を置く位置を広々と使いたかったため、自分で作ることにしました。
フットレストDIYの材料
ホームセンターにて以下のものを購入。
- 板(40×60×1.5cm)
- タイルカーペット×2枚
- プラ木レン×4
- 両面テープ
脚は軽量で伸縮可能
フットレストの脚になるようなものをホームセンターで物色して見つけた「プラ木レン」。
床組みの台として使用するパーツらしいですが、軽量で安価なので利用することにしました。
ネジ状になっているので、高さの調整ができます。
上の写真は最初に購入した5A型ですが、取り付けてみたら高すぎたので、後日低いサイズに買い替えました。
5cm程度の足置きが欲しい場合、板の厚みも考慮すると、プラ木レン0A型か1A型がちょうど良いでしょう。
型 | 適応床高(mm) |
0A | 31~40 |
1A | 37~51 |
2A | 46~63 |
3A | 59~83 |
足置きを制作する手順3ステップ
板とマットさえ適切なサイズのものを購入できれば、各パーツを接着するだけの簡単な手順です。
手順1|タイルカーペットを板にあわせてカット
タイルカーペットをカットする箇所にペンで印をつけましょう。
カットした側が外側になるように配置すると、貼り合わせた部分に隙間がなくピッタリ貼り付けれます。
手順2|タイルカーペットを板に両面テープで貼り付ける
脚を置くだけなので、ギチギチに貼り付けなくてOKです。
汚れたら気軽に張り替えできますね。
手順3|板に脚を両面テープで取り付ける
脚も両面テープで貼り付けましょう。
完成です!
ホームセンターで使えそうなものを物色してDIYしましたが、安価・広々サイズ・軽量な足置きができました。
スタンディングデスクでより良いデスクワーク環境を作ろう
昇降式のスタンディングデスクは、集中力UPと自分の身長に対して適切な高さに調整できるメリットがあります。
もしデスクの高さが高すぎて足が浮いてしまう方は、フットレスト(足置き)を用意してみましょう。
自分でも簡単に作れるので、ぜひ試してみてくださいね。
それでは、よいリフレッシュを!