気軽に登山を始めたいけど、地図ってどうしたらいいんだろう
地図とコンパスで「地図読み」ができないんです
とお困りではありませんか?
実は私も地図読みができないうえ極度の方向音痴のため、毎回道迷いが不安でした。
と言うかよく迷ってました。。。
そんな私もこれからご紹介する便利アプリを使用することで、不安が激減したので超おすすめです。
この記事でわかること
地図読みができなくて登山が不安な方が、安心して山歩きをできるツール
この記事を書いている私は、 日帰り低山のゆる登山派ですが6年ほど経験あり。今年こそお泊り登山に挑戦しようと計画中。
GPS地図アプリ「ジオグラフィカ」が超便利でおすすめ
登山者の多い有名・人気な山では、道標がきちんと整備されてます。
しかし、日帰りで行く近場の里山などでは、意外と道標が少な目です。
私はネットで地図を出力したものを持って行くのですが、正直地図読みができないので、ほとんど意味がありません。
そこでいつもお世話になっているのは、スマホのアプリ「ジオグラフィカ」です。
「ジオグラフィカ」でできることや特徴は、以下の通りです。
- 自分の歩いたルートが記録される(←道迷いしない)
- オフラインで使用できるキャッシュ型(←圏外でもOK)
- ほとんどの機能は無料で使用可能
- 音声ガイダンス機能あり
- 方角や高度、消費カロリー等さまざまな情報もわかる
また、他の登山地図アプリ(ヤマップやヤマレコ等)と比較した情報が他サイトにありますが、ジオグラフィカのGPS精度は高めのようです。
追記
後日、筆者は「ヤマレコ」も導入し、ジオグラフィカと二刀流で山歩きをするようになりました。
両アプリそれぞれメリット・デメリットがあるので、両方使用するのは筆者的におすすめです。
おすすめな理由
- ヤマレコはルートの計画を立てやすい機能がある。
- ヤマレコはメジャーな登山道以外に、人がよく歩いているマイナールートも分かる機能がある。
- ヤマレコは、登山届をサイトやアプリからWebで提出できる。
- ヤマレコは登山口でアプリが立ち上がりにくい時があるが、ジオグラフィカは安定して立ち上がる。
- ジオグラフィカはマップの表示がシンプルで、登山中にとても見やすい。
それでは特徴の詳細を見ていきましょう。
1.自分の歩いたルートが記録される(←道迷いしない)
地図アプリを使用する一番の理由は、道迷い防止ですよね。
では実際の画面を見てみましょう。
赤矢印が現在地です。
紙の地図が初心者では使いづらい理由「現在地の把握」がこれで難なくクリアです。
こちらは、私が実際に山歩きをした時に記録したものです。
このように、歩いたルートをリアルタイムで赤線でマッピング(=トラックを記録)してくれます。
これなら自分がどんなルートを通って歩いているかよくわかります。
帰り道も、同じ道をたどって帰る際に道を間違える心配がありませんね。
2.オフラインで使用できるキャッシュ型(←圏外でもOK)
ジオグラフィカは、予め地図をダウンロードしておくことにより、登山中にオフラインで使用できます。
山の中で電波がなくても良いので安心して使用できます。
ダウンロードといっても、やり方はとても簡単です。
ネットに繋がる状態でアプリを起動して、地図が欲しい地域を表示させるだけ。
一度表示した地図は保存され(キャッシュ)、オフラインでも表示できます。
3.ほとんどの機能は無料で使用可能
ジオグラフィカは一部の制限を除き、無料でさまざまな機能を使用できます。
ヘビーユーザーでない限り課金して制限解除しなくてもあまり不便さを感じないとは思いますが、私は課金してしまいました^^
課金することによって何が便利になるかと言うと、以下の制限が解除されるからです。
- トラックログの記録数(10回まで)⇒無制限に
- キャッシュ容量(制限あり)⇒無制限に
- 一部限定地図(海外用)を使えるようになる
上記の制限も、数回使用毎に更新して使用すれば無料でも全然問題ないですが、私の場合記録を残しておきたいことと、何よりキャッシュをこまめにクリアするのが面倒くさかったからつい課金してしまいました。。。
ただ、960円の課金一度で、スマホの機種変更をしても引き継いで使い続けれるので全然損はないと思います(※金額は2021年7月現在)。
4.音声ガイダンス機能あり
予めポイント(マーカーと呼びます)を複数登録し、各マーカーを繋いでルートを作ることもできます。
また、作成したルートの案内を音声ガイダンスでお知らせをする機能もあります。
私の場合かなりの面倒くさがりなので、そのような高度な機能をあまり使用しないのですが、何も登録しなくてもいくつかデフォで音声ガイダンスを使用することができます。
「スピーチ間隔」で何分毎に、「スピーチ内容」でお知らせしてくれる内容を決めることができます。
これだけでも度々スマホを起動させなくても情報が聞こえるので便利です。
以前山行が長時間に渡った時は、「大丈夫ですか?もし道に迷ったなら登り返してみましょう」的な音声が聞こえてきてビックリしたことがあります。
親切ですね!
5.方角や高度、消費カロリー等さまざまな情報もわかる
方位磁針や高度などの情報もジオグラフィカはカバーしているので便利です。
登山用の腕時計にそういった機能も付いてますが、初心者が気軽に軽登山をするには、ジオグラフィカだけでも十分にいろいろな情報を得ることができます。
また登山終了後、「どれだけ移動したか」「最高高度」「累計高度」が確認できます。
また、ここには表示されてませんが、トラックを記録することで「消費カロリー」も集計してくれます。
設定で体重と荷物の重さを入力できるので、私はかなり信頼しています。
とは言えスマホGPSだけに頼るのは不安
スマホで簡単に現在地やルートが分かるとは言え、スマホにトラブルが起きた場合、山中で地図無し状態になるのは危険です。
登山の必須持ち物として地図とコンパスを思って行く人が多いと思いますが、もしもの時に使いこなせる人はどのくらいいるのでしょうか。
私はダメです。全然地図読みできません...。
ソロで山歩きをする筆者は危機感を持ち始めたので、地図読みの勉強をすることにしました。
本を読んで学習した後、石井スポーツ登山学校のナビゲーション講座を受講してみたことについての記事もあります。
よろしかったら、ご覧くださいね!
まとめ/登山用の地図アプリで安心安全な山行を楽しもう
1人で気楽に登山に出掛けるのに、道迷いの不安ってつきものですよね。
今回ご紹介したスマホアプリ「ジオグラフィカ」を使用することで、道迷いの不安が解消されます。
ご紹介した機能以外にもまだまだできることはあります。
インストールしたら、いろいろ試してみるともっと快適な登山が楽しめるようになるはずです。
また、「YAMAP」や「ヤマレコ」など他にも有名なアプリがあります。
それぞれ特徴がありますので、是非いろいろ調べてご自身にぴったりのアプリを見つけてくださいね!
とても便利なGPSアプリですが、絶対に万能というわけではありません。
もしかしたらスマホを落としたり故障したり、バッテリーが切れてしまうことだって考えられます。
そんな時に備えて、以下のものも持って行くとベターです。
- 紙の地図とコンパス(と最低限の地図の知識)
- モバイルバッテリー
登山の装備は、こちらに「持ち物」や「服装」についてまとめています。
よろしかったらご覧くださいね!
それでは素敵なリフレッシュを!