アウトドアを始めたいのに車がないので諦めていませんか?
実はバイクでアウトドアという選択肢、結構魅力的なんです。
筆者も以前は「一人暮らしで車なんて経済的に無理」だと諦めてたのですが、バイクに乗るようになったら行動範囲が広がり、色々なことができるようになりました。
今回は、バイクで楽しむキャンプについてお伝えします。
本記事はこんな方向けです
- キャンプとか釣りとかアウトドアしたいけど車ないから無理だと諦めている
- キャンプツーリングをこれから始めようと思っている
- バイクでアウトドア始める時のコツや気を付ける点を知りたい
この記事を書いている私は、 自衛隊・フルマラソン・バックパッカーの経験ありでバイク歴15年間の、リフレッシュ大好き人間です。
私はバイクで人生変わりました
元々は原付を買ったのが始まりでした。
当時人気だったZOOMERという原付をカスタムして乗ってましたが、ある日自宅アパートの駐輪場で盗まれました。
この悔しい気持ちをどこに持って行けば...。
そうだ!こうなったらバイクの免許取ったる!!
ということで、盗まれた翌日に免許の申し込みをし、無事免許とバイクをゲットしました。
バイクに乗り始めて変わったことは...
行動範囲が広がった
1人でアウトドアできるようになった
バイクに乗り始めると、通勤だけでなくツーリングに行くようになりました。
最初は日帰りでしたが、次第に遠くに行きたくなり、泊りがけで行くようになります。
でもGWやお盆など、長期休暇を利用してツーリングの旅をするようになると、ホテルでの宿泊って意外と不便なんですよね。
ホテルの何が不便かというと、日程の融通の利かなさです。
どれだけ大雨が降っていても、その後のルート上のホテルの予約をしてしまっているので、予定の変更がききません。それにホテル代もバカにならないですしね。
ところがキャンプツーリングだったら、例えドタキャンになってしまっても、キャンセル料はしれてます。
ソロキャンでフリーサイトだと1泊数百円~千円台だったりしますからね。
そもそも予約などせず、当日キャンプ場に電話してその日の宿泊地を決めてもOK。
なので、雨が降ったら移動せず留まるという選択肢もでき、とてもフレキシブルな旅ができるようになります。
早速私はキャンプ道具を揃え、キャンプツーリングをするようになりました。
しかもキャンプだけじゃないですよ。その他にも、バイクで釣りも行くようになりました。
今思うと、バイクがなかったらアウトドアなどできなかったなと思います。
むしろ盗まれたことで人生の楽しみ方がグレードUPしました。
まさに人間万事塞翁が馬ですね。
筆者の歴代バイクとアウトドアにベストなバイク
アウトドアにはどんなバイクが良いかというと、結論は「オフロードバイク」です。
たぶんお察しの通りではないでしょうか。ちなみに私のバイク歴はこんな感じでした。
(どうでも良い情報も含まれて恐縮ですが^^;)
YAMAHA 「SRV250」250cc
初めてのバイクは、8年落ちの絶版車でした。
Hondaのクラブマンと迷って、こちらを選択。
イギリスビンテージに憧れて、セパハン&風切りプレートを付け「カフェレーサー」仕様にカスタムして乗ってました。
最後は、雨の日にこけて廃車に....。
カッコよくて、人に見せたいバイクでした^^
Honda 「CB400SS」400cc
本当はYAMAHAのSRに乗りたかったのですが、SRはセルスターターが付いてなくキックのみということで諦めました。
そこで購入したのが、こちらのバイク。SRと近い見た目でセルが付いてます。カラーリングも大好物。
でも後で、キックでも練習すればいいから、やっぱりSRにすれば良かったと後悔しました。と言うか、キックでエンジンかける姿ってカッコ良いですよね。
皆さまも、欲しいバイクは妥協せず買うことをオススメします!最後は、エンジンの調子があまり良くなく手放しました。
Kawasaki 「スーパーシェルパ」250cc
そして3代目は、オフロードバイク。初めにお伝えした、アウトドアにおすすめのバイクですね。
スクランブラーが好きでKAWASAKIの250TRとかなり迷いましたが、見た目より内容重視でオフロードに。
オフロードはシート高が高いので、163cmの私の身長では選択の余地がほとんどなく、こちらのシェルパかYAMAHAのセローくらいでした。
本当はセローが欲しかったけど、いい感じのシェルパを紹介され、ビビビッと感じたのでこちらに決定。
オフロードバイクなんて、超絶ださい乗り物だと思ってました、以前の私は。
いやいや、やっぱりハーレーとかトライアンフだろ、カッコよろしいのは。と。
でもその機動性、頑丈さ、コスパを考えると、こんなに道具としての魅力満載のバイクってないよな、と思い始めたんです。
そして乗ってみたら、今までと別次元の面白さでした!
ヒラヒラと走れるんです!
ビューン、ヒラヒラ、ふわふわって感じで、バイクを操ってる感が凄い。
キャンプ場への道も舗装されてない砂利道だったりしますが、オフロードなら全然問題なし。
ツーリング中に、ちょっと気になる林道にも気軽に入っていけます。
やっぱりアウトドアにはオフロード一択です。
バイクでソロ・キャンプツーリング実践編
バイクで行くのも車で行くのも内容はあまり変わりませんが、大きな違いは「行き帰りの移動もアクティビティである」ことと、「荷造りの大変さ」です。
筆者が乗っていたバイクが250ccでオフロードというスリムで軽量なバイクだったので、色々と試行錯誤しました。
ツーリング計画を立てる
バイク向けの地図本「ツーリングマップル」でルート決め
ツーリングマップルは、「道を走ること自体も観光」というスタンスなので、バイクで走って気持ち良い道が色付きの太線になっており非常に参考になります。
さらに、道の駅やキャンプ場、食事処なども分かりやすく記載されているので、ガイドブックも兼ねていますよ。
正直、このマップを眺めているだけでワクワクします!
長旅の場合は途中でホテル泊を挟む
洗濯と各種バッテリーの充電のために、2泊キャンプをしたら3泊目はホテルを利用することが多いです。
私は利用したことがないのですが、ライダーハウスに泊まるのも面白そうですね!
格安キャンプ場やライダーハウスを検索する時は、以下のサイトを参考にしています。
荷造り
バイクは荷造りがとても大変です。
私がまず始めに導入して便利だったのがコレ。
バイクの後ろに付けるリアボックスです。
おじさん御用達アイテムのイメージだっただけに、購入にかなり躊躇しましたが、取り付けたら別次元の便利さでしたw
バイク自体がオフロードなのでカッコつけて乗る感じじゃないですね、そもそも。
リアボックスを付けて荷造りした姿がこちら。
高く積み上げられて、非常に怖かったです。。。
風にあおられるのが怖いので、高速には乗れなかったですね。
そこで、サイドバッグを付けて重心を低くしました。
これで安定感増し増しです。
サイドバッグが内側に揺れてタイヤに干渉しないように、「サイドバッグサポート」が必要です。ホームセンターで金具を買ってきて自作しました。
キャンツーにどんな持ち物を持って行くかは別記事がありますので、よろしかったらご覧くださいね!
キャンプ以外のアウトドアもバイクで
バイクでも行けるアウトドアは、キャンプだけじゃありません。色々なことに挑戦しましたよ!
釣り
道具も多いし、釣り竿長いし無理でしょと思われがちですが、アジ・サバ・根魚など小型の魚狙いなら問題なく可能です。
釣り竿は「振り出し竿」という、アンテナのように5段6段と継ぎ目でシュシュッと伸ばせる竿があります。
全部折りたたむと、仕舞い寸法も50cm以下です。
問題のクーラーボックスも小型があり、バイクの後ろのシートにくくり付けて持って行けます。
ラーツー・ピクニック・チェアリング
バイク乗りの間では一般的な用語「ラーツー」。
これは、ラーメン・ツーリングのことです。
ラーメンと言っても、ラーメン店に食べに行くのではなく、作って食べることが目的ですよ。
ツーリングの途中、景色の良い場所などでバイクを停め、持参のバーナーでラーメンを作って食べるという幸せなアクティビティです。
ピクニックやチェアリングと近い感じですね。
バイクでアウトドアをするデメリットや気を付けること
ここまでキャンプツーリングの魅力をお伝えしてきましたが、もちろん良いことばかりではありません。
天候に左右される
夏は暑く、ちょっとでも涼しくなるとすぐに寒くなってしまいます。
女性は日焼けも心配ですよね。
でも一番の大敵は雨。
自分の体一つでも雨の中走るのは憂鬱ですが、キャンプ道具一式積んでいると荷物の重みが増してしまいます。
スリップもしやすいし、ブレーキも効きにくいし、かなり危険度が増します。
私は雨の日の通勤で転んで1台廃車にしてるので、いつもビビりながら乗ってました。
荷物が最小限しか持っていけない
必要最低限のものしか持っていけないバイクでのキャンプ。
キャンプは不便を楽しむもの....と思うしかありません。でもその半面、色々な工夫をしたり良い道具を探す楽しみはあります。
登山もしたいし釣りもしたいなど、旅中のアクティビティも楽しみたくなりますが、持っていけるものは、キャンプ道具で精いっぱいなのは惜しいところです。
疲れても仮眠できない
キャンプにしても登山にしても、運転していると疲労で眠たくなることがあります。
車と違い、ちょっと停めて仮眠というわけにいかないので、強行して運転するしかありません。
私は以前ボート釣りで酔ってしまい、バイクで帰ろうと思っても気分が悪くて動けなくなった経験があります。
仕方なくバイクの横で体操座りで2時間ほど寝てたら、通っていく人々に見られて「ねぇ、あの人大丈夫?」ってヒソヒソ言われてました。
なんて可哀そうな人w
まとめ/バイクはコスパ良くアウトドアを楽しむのに最適で、行動範囲が広がる
キャンプツーリングの魅力、いかがでしょうか。
車は初期もランニングも費用が高く維持するのが大変です。
その点バイクはコスパ良いので、その分アウトドアを楽しむ費用に充てられます。
危険も伴うので注意は必要ですが、バイクでのアウトドアで人生の楽しみや経験値を上げてみるのはいかがでしょうか。
キャンプツーリングに持っていく荷物についても、別途記事を書いたので、よろしかったらこちらもチェックしてくださいね!
それでは、良いリフレッシュを!