大勢のキャンプでは張ることも多いタープですが、ソロの場合は張るべきか悩むところです。
荷物だけでなく、設営や帰ってからの整備など手間も増える...。
さらに私の場合、か弱くはないけど一応女性なので、1人で張るのは大変だろうなと思っていました。
それでも!
やっぱりタープがあれば、雨風や日差しが防げるし、見た目もよい。
そこで初心者の女性1人でも張れそうなタープを物色した結果、よいアイテムを入手して使ってみたのでご紹介します。
この記事でわかること
- 女性1人でも、テンマクデザインのタープ「ムササビウイング」は設営が可能
- ムササビウイングはいろいろな張り方ができる1~2人向けのタープ
- ポール・ペグは別途買う必要がある
- 延長用のベルトを追加購入すれば、小川張りができる
この記事を書いている私は、 日帰り低山のゆる登山派ですが6年ほど経験あり。今年こそお泊り登山に挑戦しようと計画中。
本命はスクリーンタープだったがあきらめた
調べてみるとタープにはいろいろな種類があることがわかりました。
実は一番欲しいと思ったのは、スクリーンタープというタイプ。
日中は壁の部分をまくり上げて開放できるタイプで、メッシュのスクリーン状態にしておけば、虫も防げます。
夜はまくり上げた側面をおろして閉じれば、大きなテントのように使用できます。
でもスクリーンタープは、どれもサイズが大きく重いんです。
基本的にソロの私には、組み立てが難しそうです。
ワンチャン設営できたとしても、体力の消耗が激しそう...。
残念だけど却下です。
1人でも張れそうなタープに出会う
調べていくうちに、1人でも何とかなりそうなのは「ヘキサタープ」か「ウイングタープ」だとわかりました。
そして出会ったのが、テンマクデザインのムササビウイング。
もう商品写真を見てその姿に一目惚れです。
いろいろな形にアレンジができるし、2人まで...いや頑張れば3人でもギリ使える、という点に魅力を感じて購入を決意。
テンマクデザインのムササビウイングとは
テンマクデザイン(tent-Mark DESIGNS)は、テントやタープをはじめ、さまざまなキャンプグッズを販売する日本発のブランドです。
豊富なラインナップが用意されているタープの中で私が購入したのは、ムササビウイング13ft.TC“焚き火”バージョン。
13ft.というのはサイズで、もっと大きいサイズの19ft.もラインナップもあります。
1人~2人で使用するなら、13ft.で十分です。
この商品は、名前に「焚火バージョン」とついているように、タープの近くで焚火をすることが想定されています。
舞い上がった火の粉でタープに穴があかないよう、耐火性能のある素材が使用されている多商品です。
完全な防炎加工ではないので注意が必要だけど、安心感あり!
内容物と追加で購入したもの
届いたのはこちらのタープ本体。メッシュの袋もかわいいです。
ムササビウイングは五角形なので、ガイロープが5本入っています。
タープの支柱となるポールは含まれていないので、別途用意する必要があります。
私は長いポール(4段)と中くらいの長さのポール(3段)を購入。
低く使いたければ、途中の継ぎポールを抜いて組めばよいので、状況に合わせて使えて便利です。
テントの横に張ってみた
早速キャンプ場を予約し、タープを張って焚火を楽しんでみました。
後ろ側はポールを使わず、タープの先端に結んだガイロープを地面に直接ペグで固定することで、後方を閉じた形状で設営。
この方法だと、プライバシーも確保できます。
少したるんでいる感はありますが、1人で初めて張ったわりにスムーズにできたと自画自賛してみます。
テントに結合する「小川張り」もやってみた
後日、小川張りというスタイルのタープの張り方にも挑戦しました。
小川張りとは、タープをテントの入り口に直結して、前室を拡張するタイプの設営方法です。
この張り方だと雨が降っていても濡れることなく行動できるうえ、テント+タープの設営面積がコンパクトになるメリットがあります。
小川張りをするには、タープのお尻側を引っ張り上げてテントの上に被せないといけないため、追加で延長用のベルトを購入します。
ついでに予備のガイロープも購入しましたが、色選びでちょっと後悔。
使ってみたら赤色は少し見えづらく感じたので、ひっかかりやすい人(私)は白や黄色を選んだ方が無難そうでした。
「1人でタープ設営2回目」の初心者にして小川張りまで習得でき、ますますソロキャンプが快適かつお洒落になって大満足です。
母と2人でデイキャンプに行った時も、母の手を借りず、1人でポール2本使って張れたので、どのような張り方も1人でできることがわかりました。
まとめ/1人でもタープを張って快適なキャンプを楽しもう
絶対必要だというわけではないタープは、持って行くべきか悩みますよね。1人ならなおさら。
でもちょっとの頑張りで、快適性はもちろんのこと、キャンプやっている感が爆上がりするから、面倒くさがりながらも私は毎回張りたいなぁと思います。
そして次は、1人で設営できるスクリーンタープを発掘できたらまたレポートできればと思います。
それでは、よいリフレッシュを!