営業職になってビジネスの会話をするにも、世の中の業界について知識が足りなくて困ってる...
リーダー的な立場になったのに、社会のことを知らな過ぎて恥をかいた...
そんな方の気持ちがよく分かる筆者です。
なぜなら、突然ビジネス的な会話をしなければならない業務になったのに、
やば。私、世の中にどんな業界や企業があって、取り組みや動向なのかを知らなさ過ぎる
という状況に陥ったことがあるからです。
そこで探しまくってようやく見つけた、一冊の本。
一般常識どころか、むしろ博識レベルになれる凄い本なんです。
同じ悩みを持っている方のご参考になればと思い、ご紹介することにしました。
この記事でわかること
- 会社やビジネスパートナーとの会話で「恥をかかない知識を身に着ける」ことができる本
- 先輩や上司から一目置かれ、後輩から尊敬されるレベルの物知りになれる本
結論:「業界地図」を読めば一般常識を超え博識レベルになれる
派遣社員として社内で印刷物の制作オペレーターを長年していて、同僚とお気軽な会話をしていればよいだけの立場だった筆者。
ところが勤務年数も増え、正社員登用され、外へ外へとコミュニケーションを広げなければならない立場&業務内容に変化していきまた。
そこで感じたのは、圧倒的な勉強不足。
ビジネス上で人と会話する時の、引き出しの少なさです。
今まで満足に読書をしてこなかったことを後悔していても始まらないので、ネットで読むべき本を探しました。
でも出てくるのは「ビジネスマナー」「お金のはなし」「政治・経済のはなし」など。
もちろん、どれもためになる本なのですが、私が知りたいのは「世の中にある業界や企業」について。
そして最終的に完璧な本に出会えました。
それはこちら、「会社四季報 業界地図」です。
たぶん就職活動をしたことがある方には、超定番の本ですよね。
筆者も「四季報」の存在は知っていました。
ただ一般企業への就活をせず自衛隊に入隊した筆者は、「四季報」を手に取ることがなかったため、この業界地図を知った時は感動しました。
「会社四季報 業界地図」とは
四季報というと、一番メジャーであろう「会社四季報」の他、「就職四季報」や今回ご紹介する「会社四季報 業界地図」など、目的別で数種類あります。
どれも企業情報がまとめられていますが、株や金融などビジネス目的の情報収集のためか、就活のためかなどで内容が違います。
では、今回ご紹介する「会社四季報 業界地図」はどんな内容なのでしょうか。
どんな本?
例えば筆者が持っている2021年版については、173業界、4040社についてこんな内容が記載されています。
- 各業界における主要な企業と、その勢力
- 各企業がどんな繋がり(提携)をしているか
- 市場規模やトレンド
- もうけの仕組み(ビジネスモデル)
- 四季報記者がピックアップするチェックポイント
など、たくさんの情報がカラーの図解で見やすく整理されていて、筆者のような読書習慣がない人でも何とか読めるレベルですw
巻頭には「各都道府県のトップ企業」、「各業界の年収ランキング」、「注目の業界」などが特集としてまとめられ、興味深い内容となっています。
この本を利用する目的としてはこちらです。
- 投資のヒントに ⇒投資先の発掘や分析
- ビジネスの参考に ⇒顧客の分析、営業先の発掘
- 就職活動に ⇒業界選び、面接対策
目的は限定されず、社会常識や情報分析のために幅広く活用できるということですね。
毎年発刊されているため、内容が常にアップデートされているので、新しく注目されている業界についての知識を得ることができます。
読んだ感想
正しくは「読んでいる途中の」感想ですが、まさに期待通りの本です。
何かについてピンポイントに知るのではなく、幅広い知識を得て視野が広まります。
幅広いから浅いというわけでもなく、大切なポイントは数字やグラフで掘り下げてあるのもGood。
海外と日本の企業のつながりも含まれているので、世界の中の日本という視点でも興味深く読めます。
各業界について1ページか見開きページでまとめられているので、寝る前の30分とかでキリ良く読み進めることができるのもおすすめポイントです。
各業界というのは、例えば「半導体」、「オンライン教育」、「eスポーツ」「広告・ネット広告」「陸運・物流」など。
自分が知りたいものから読むのもよし。最初から順番に全て制覇して超博識になるもよいですね。
全て読み終わったら、恥をかかないどころか尊敬の眼差しを受けるレベルになれると思います。
この本は、大学生や新入社員が読んでいたら、先輩や上司から嫌な顔をされるでしょう(笑)。
私のような中堅以上の社員なら、後輩や取引先に恥をかかず、先輩や上司から感心されるはずです。
まとめ/豊富な知識は、コミュニケーションが楽しくなり自信にもつながる
社会人になってからも勉強し続けることがいかに大切か。
40代にもなって思い知らされた筆者がお伝えしたいのは、
楽しく仕事や生活をするうえで「社会の一般常識がある」ということは本当に大切
ということです。
長年生きてきて分かったのは、知識がある人はストレスから解放されるということ。
生活をしていると色々なストレスがありますが、人の態度から受けるストレスというのは、結構ダメージが大きいです。
人は、自分より物事を良く知っている人に対して、引け目を感じる部分があります。
たくさんの知識を持っていることは、自信にも繋がりコミュニケーションが楽しくなるので、ぜひ読書を習慣化したいものです。
読書を習慣化するのに便利な電子書籍についての記事もありますので、よろしかったらこちらもご覧くださいね。
それでは、良いスキルアップを!