愛知から車で福島に行く用事ができ、せっかくなので3泊4日で旅行をすることにしました。
猪苗代湖と白虎隊で有名な飯盛山は昔行ったことがあったので、今回は他の観光地を検討。「温泉」「トレッキング」「歴史」を楽しめるコースを考えました。
ビジネスホテルでコスパ良く、でもそれだと味気ないので温泉宿でプチ贅沢もしたい。
全てが叶うバランスの良い旅になり充実しましたのでご紹介します。
この記事で分かること
福島県でコスパ良く、温泉と歴史と絶景を楽しめる3泊4日のルート
この記事を書いている私は、 自衛隊・フルマラソン・バックパッカーの経験ありでアウトドア・旅行が趣味の、リフレッシュ大好き人間です。
「癒され好奇心も満たしてくれる」がテーマの福島観光のルート
「歴史的な観光と温泉は会津に行くのが効率が良さそう」と考え、東山温泉をチョイス。
また、トレッキングはあまりハードではなく、素敵な写真撮影ができそうな浄土平を選びました。
福島駅前を宿泊地に選んだのは、一緒に旅行をしていた母が私とは別行動で飯坂温泉を日帰り利用するためです。
私はトレッキング、母は飯坂温泉と、それぞれ好きな所へ行く日としました。
私も結局トレッキングの帰りに飯坂温泉に寄ったので、このルートに含めています。
もし母と一緒ではなく1人だったら、浄土平でキャンプ泊していたと思います。
素敵そうですよね。
1日目/会津観光、東山温泉で宿泊
1日目のお楽しみのメインは、東山温泉でのプチ贅沢です。
チェックインまでに時間があったので、近くにある鶴ヶ城へ寄ることにしました。
鶴ヶ城
戊辰戦争の舞台となったお城で、悲しい歴史背景がある名城です。
NHK大河ドラマ「八重の桜」の舞台にもなってましたね。
お城の内部がとても近代的できれいな資料館となっていました。
会津の偉人たちのパネルが数多く展示されていて、会津は「学問や教養を大切にしている」歴史があることが良く分かりました。
特に女性の活躍には目を見張るものがありますね。
また、家柄や誇りを大切に考え、家系や伝統を重んじる気質があるように感じました。
ちなみに、墓地がいたる所にあるのも驚きです。駅近に墓地があったりして度肝を抜かれます。
お土産コーナーの奥で、ちょうど「子ども向け体験企画「白虎隊Q&A展」」というイベントが開催されていて、そちらは大人でも興味深く見ることができました。
詳細:会津若松観光ビューロー
東山温泉
宿泊は、「会津東山温泉 くつろぎ宿 新滝」さんにお邪魔しました。
ひとり旅の時はいつもビジネスホテル利用のため、こういう温泉宿ってワクワクします。
新滝さんのロケーションは、川沿いのなんとも涼し気でマイナスイオンたっぷり。
驚いたのは、ウェルカムドリンクを飲めるスペースで色々なものが無料で振るまわれていたことです。
コーヒーやジュースの他、日本酒、焼酎、お菓子までありました。
これは本当に感動。食前酒として有難くいただきました^^
温泉はと言うと、何種類かあって時間で区切られているので、若干ややこしかったです。
また、浴場はこじんまりとして、お湯はサラッとした感じでした。
福島の他の温泉に行ったことがあり、そこの湯がヌルヌルで凄かったので、正直少し物足りなさがありました。
そしてお楽しみの食事。
このボリューム!そして彩が綺麗!
こんなにお腹いっぱい食べたのは久しぶりでした。美味しかったです。
全体として評価すると、とても良い宿で気に入りました。また機会があったら是非泊まりたいです。
2日目/会津観光⇒福島市移動でビジネスホテル宿泊
1・2日目の途中まで、実は母と弟と3人で行動していました。
弟が「すぐ近くにある近藤勇の墓に行きたい」とのことなので、寄ることに。
お寺の裏は森になっていて、山道を歩きます。
戊辰戦争にまつわる方々のお墓や、地元の方のお墓?などの中歩いていくと、一番奥に近藤勇の墓がありました。
そのすぐ横には割と新しそうな副長の土方歳三のお墓も。
しかし近藤勇も土方歳三も、埋葬地には諸説あるみたいですね。
近藤勇は東京都板橋で斬首刑を受けました。
首は京都の三条河原でさらされ、胴体は東京の滝野川三軒家の無縁塚にされたそうです。
首のほうはと言うと行方不明になってしまったらしく、色々な説があります。
この天寧寺は、土方さんが会津決戦の時に、近藤勇の遺髪などを借り埋葬したと言われている場所です。
その他にも、会津には斎藤一の墓など新選組好きには見どころが沢山ありますね。
詳細:天寧寺・近藤勇の墓
会津武家屋敷
実は本来の予定では、2日目は「大内宿」へ行くつもりでした。
しかし急きょ予定を変更し、近藤勇の墓のすぐ近くにある「会津武家屋敷」もせっかくなので覗いて行くことにしました。
しょっぱなから人形のリアルさに驚愕!
角館でも武家屋敷を観光したことがあるのですが、ここのお屋敷ではリアル人形が展示されている分、心に迫ってくる度合が全然違います。
このお屋敷に住んでいたのは家老・西郷頼母(さいごうたのも)の一族。
男性陣が戦へ出ている時、女性たちはここで集団自決という悲しい最期を迎えます。
自刃シーンの再現がリアルな人形でされていて目に焼きつき、忘れることができません。
1868年(明治元年)というそんな大昔の話ではないのに、まだ女子高生くらいの若い娘が家の名誉のために集団で自決するような時代だったなんて....。
「自刃の間」として公開されているからジロジロと観光しているけど、150数年前にこの部屋で起こったことを考えると、「歴史テーマパーク」としてHPで紹介され、こんな風にさらされていることに複雑な気持ちになります。
軽い気持ちで行ったのですが、かなり見応えがあり、とても心にずっしり残る観光地となりました。
塔のへつり
時間がなくなってしまったので、本来行く予定だった大内宿をスルーし、近くにある「塔のへつり」に向かいます。
文化的なものが続いたので、次は絶景へ。
水が青くてキラキラで綺麗な風景に癒されました。
が!ちょっと想像より吊り橋が低く、全体的にコンパクトなイメージでした。
時間がある方は、ここら辺で特に有名な観光地である「大内宿」へ行き、塔のへつりも併せて観光するとバランスが良いかと思います。
ビジネスホテル(宿泊)
塔のへつり観光後、愛知へ新幹線で帰る弟を郡山駅まで送り届け、本日宿泊予定の福島市へ。
福島駅近くのビジネスホテル「HOTEL SANKYO FUKUSHIMA」に宿泊。
1泊目でご馳走疲れしたので、コスパ良くいきました。
綺麗で気に入ったので、翌日も宿泊を予約。この宿を拠点に動きます。
同じ宿で泊まると荷造りしなくて良いので楽ちん^^
3日目:浄土平トレッキング、飯坂温泉で日帰り入浴
福島の旅で一番楽しみにしていたトレッキング、天気もバッチリ。
電車で飯坂温泉街へ行く母とホテルで分かれて、私は車に乗り磐梯吾妻スカイラインで浄土平へ。
一切経山と鎌沼
トレッキングについては、別途登山記事を書きましたでので、よろしかったらご覧ください!
飯坂温泉
本当は磐梯吾妻スカイラインで帰る途中にある日帰り温泉に立ち寄る予定だったのですが、行きで道迷い(ナビの設定ミス)で時間をロスして時間がなくなり断念。
仕方なく、ちょっと遠いけど、折角なので飯坂温泉に行ってみました。
到着したけどもう暗くなりかけて閉まっている店が多い。。。
スマホで「伊勢屋」さんが遅くまでやっているという情報があったので、行ってみることに。
昭和感のあるレトロな雰囲気の温泉宿で、
「今ならあと20分くらい野天風呂が女性貸し切り時間なので行っておいで」
と言われてダッシュで行って服を脱ぎかけましたが、その時点で残り10分。
さすがに忙しすぎw
脱ぎかけた服をまた着ておとなしく内風呂へ行きました。
湯に入ってみると、これまた
入ったとたんに体がピリピリ。
出てからも体の赤さが凄かった。
けど、なんか刺激的でクセになりそうです。
日中に同じく飯坂温泉を三か所回ったマザーに聞いたら、やはりどこも超☆激熱だったそうです。
あと、値段が200円くらいと安いのが良いみたいですよ。
まとめ/福島は自然と温泉が豊富な癒しのスポットでした
東北は温泉と歴史のイメージですが、福島の旅はそれに加えて絶景と美味しいフルーツを堪能しました。
道中で販売していたブドウや梨を、持参のクーラーボックスに入れといて、ちょこちょこ食べてたんですが、これがまぁウマい。特に梨が!
今回の旅で少し心残りなのは、喜多方ラーメンを一度も食べなかったことです。
また次回福島に来た時のお楽しみができました。
- 戊辰戦争について歴史の勉強をしていくと、より興味深く楽しめる
- 絶景を見たかったら、福島には素敵なトレッキングコースがある
- 磐梯吾妻スカイラインをドライブ&浄土平散策もおすすめ
- 鶴ヶ城は勉強に、会津武家屋敷は心に残る
- 東山温泉街は宿が素敵だった
- 飯坂温泉は激熱&コスパ良し
- 福島はお米も野菜もフルーツも美味し
- 車の旅にはクーラーボックスがあると便利
それでは、良いリフレッシュを!
※本記事は新型コロナウィルスによる自粛期間中でのお出かけを推奨するものではありません。
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