初心者におすすめの観葉植物｜生命力が強く育てやすいのはコレだ

1人暮らしを始めた・家を購入したなど、引っ越しをきっかけに観葉植物の購入を考える方も多いのではないでしょうか。

筆者の場合は、自分の部屋をアジアンリゾート風にしたいと思ったのをきっかけに、観葉植物沼にはまった経験があります。

たくさんの観葉植物を入手しては枯らしてしまった結果、本当に丈夫で育てやすい植物がわかりました。

今回の記事は、観葉植物を購入するけど、初心者でも育てやすい種類はどれか迷っている方の参考になればと思います。

この記事でわかること

ズボラな育て方でもたくましく育つ観葉植物
初心者にイチ押しな「モンステラ」のお手入れ方法
フェイクグリーンという選択肢

ベレー

部屋に観葉植物を置いて20年。お洒落だし癒されます。

目　次

生命力が強く育てやすいモンステラは初心者でもおすすめ

結論からお伝えすると、枯らさずに育てられるか心配な初心者にイチ押しの観葉植物は、モンステラです。

水やり・肥料やりを何となくやっているだけで、グングン育ちます。

幹の途中で真っ二つに切っても、土にぶっ刺しておけばまた根付いて育つ頑丈さ。

見た目も大きい葉でインパクトがあり、南国感を演出するにはうってつけです。

フェイクのヤシの木から始まった観葉植物ライフ

部屋をアジアンリゾート風にするためにどうしても必要なもの。それは、存在感のあるグリーンでした。

そこで購入したのはこちら。フェイクのヤシの木です。

天井に届くほどの高さで、ペットのオカメインコさんもお気に入り。

10年ほど使用していましたが、鳥が少しずつ葉をちぎって落としてしまったのと、経年劣化で古ぼけてきたので処分しました。

ベレー

フェイクとは思えないリアルな質感で、大満足。

リアルな観葉植物の購入

フェイクグリーンも良かったけど、より広い家に引っ越したこともあり、本物の観葉植物に挑戦することにした筆者。

さまざまな種類の植物を購入しました。

少し大きめなモンステラを購入

100均やホームセンターなどでも観葉植物を入手できますが、少し大きめかつ品質のよいものを買おうと、ネットのECサイトを物色。

楽天で7号鉢のモンステラをゲットしました。

決め手は、籐の鉢カバーが付いていたこと。
アジアンリゾート感ばっちりです。

モンステラ

原産地	アメリカの熱帯雨林
科名	サトイモ科
環境	高温多湿に強い。他の観葉植物に比べて耐陰性がある。直射日光に当たらないよう、程よく明るい室内に置く。室内温度は5℃以上で管理。
特徴	成長すると葉も樹高も大きくなる。ヘゴなどの支柱で支えたり絡ませて管理するとよい。

少し大きめなオーガスタを購入

次に購入したのは、こちらも南国感あふれるストレリチア・オーガスタの7号鉢。

バナナのようなツヤツヤの大きな葉は、モンステラと負けず劣らずの存在感です。

ストレリチア・オーガスタ

原産地	南アフリカ
科名	バショウ科
環境	半日陰でもOKだが、直射日光の当たらない窓際が好ましい。室内温度は5℃以上で管理。
特徴	大きな葉が特徴で、スタイリッシュな見た目。葉は幅30～60cm、長さ60～120cmにもなる。初心者でも育てやすい。

小さめな5鉢セットを購入

観葉植物の虜になってしまった筆者は、さらなる植物たちを追加購入。
おまかせ5鉢セット（3,280円）を注文しました。

段ボールにキレイに梱包され、何が届いたのかは、開けるまでのお楽しみ。

全て箱から出して並べてみました。

入っていたのは、こちらの5種。

パキラ
サンスベリア
ポトス
フィロデンドロン・セローム
スパティフィラム

パキラ・サンスベリア・ポトスの3種は、「初心者でも育てやすい」とよく紹介されていますね。

ベレー

お店おまかせって、何が届くか分からないドキドキ感が楽し過ぎる。

最後に残ったのはモンステラのみ

7種類の観葉植物が揃ったので、集合させてみました。

モンステラとオーガスタが大きく、5鉢セットが小さめであることがわかります。

全員こんなに元気だったのに、残念ながら、5鉢セットは徐々に弱って枯れてしまいました。

バナナの葉のようなオーガスタも、6年ほど元気いっぱいだったのに、ある時を境に黄色になり枯れてしまうことに...。

ベレー

最終的に10年以上経っても元気なのは、モンステラのみ。

経験から感じるのは、最初から少し大きめな7号鉢程度のものを購入したほうが、初心者には元気に育てやすい気がします。

ズボラ流｜モンステラの育て方

恐らく水のやり過ぎや、植え替えを怠ったせいで枯らしてしまった観葉植物たち。

同じように扱ってきたのに、グングン成長するモンステラ。

ここでは、ズボラ的ですが、10年かけてモンステラを育てた方法をお伝えします。

ベレー

筆者の住まいは名古屋。夏の一番の暑さは37℃、冬は0℃前後の環境です。

水やり

水やりの頻度は、あまり明確に気にしていませんが、イメージ的にはこんな感じ。

夏：1～2週間に1回程度

冬：3週間に1回程度

春・秋：2週間に1回程度

根腐れしないよう、基本的に以下の2点に注意しています。

土の表面が乾いてから、さらに少し放置して、しっかり土が乾くまで待つ。
水をあげる時は、大量にあげる。

ベレー

エアコンをつけている時は、霧吹きで葉水することも。

室温管理

熱帯地方の植物なので、屋内に置いておけば、夏の暑さは大丈夫。
問題は、冬の寒さです。

筆者の自室は、南向きで日当たりがよく、冬でも日中は極寒になりにくい環境。

ベレー

外出中は、植物はエアコンなしで過ごしてもらっています。

夜はエアコンやファンヒーターをうっすらかけ、足元は電気ひざかけを利用。

体感的には、夜から朝の部屋の気温は、15～20℃程度ではないかと思います。

ベレー

夜間は暖房をかけないと、モンステラには厳しい寒さです。

明るさ管理

ある程度の耐陰性があるとされていますが、あまり暗い場所で育てると、ヒョロヒョロと間延びした株になってしまいます。

窓際のレースのカーテン越しで、明るい場所に置くのが理想的。

うちのモンステラも日当たりに配慮することで、徐々に幹が太く立派に育ちつつあります。

肥料やり

肥料をあまりあげなくてもそれなりに育つモンステラですが、健康に丈夫で育って欲しいため、肥料をあげています。

肥料には、固形タイプの「緩効性肥料」と、液体タイプの「即効性肥料」があります。

筆者がモンステラにあげているのは、固形タイプの「観光性肥料」。

ベレー

パラパラっと土の上にばらまくだけで超簡単。

生育期の5月9月頃にかけ、3回ほどあげています。
たまに忘れて1回しかあげなかった年もありましたが、特に問題なしでした。

植え替え・仕立て

モンステラは強くて育てやすく成長も著しいため、定期的に植え替えが必要です。

モンステラを大きく育てたい場合、鉢から出して根を整理し、少し大きな鉢に植え替えればOK。

ベレー

反対に、育ちすぎるのが悩みになるケースがあります。

我が家のモンステラも、大きくなり過ぎて仕立てが必要になってきました。

「切り戻し」という方法でモンステラの高さを調整し、1人で鉢を持ち上げられるサイズで止めています。

モンステラを育てる際の注意点

トロピカルな雰囲気と育てやすさで人気のモンステラですが、長年かけて育てるにあたり、注意するポイントもあります。

広いスペースが必要になる

モンステラの少し厄介なポイントは、真っすぐに育たないことです。

気づくと葉が全部、日当たりのよい方角に向かって、斜めに伸びてしまい不格好になってしまいます。

育つと葉の大きさも巨大になり、5枚の葉が別方向に延びると、占領するスペースも馬鹿になりません。

ベレー

エアコンが直接当たらないように、置く場所に配慮が必要。

ある程度、スペースに余裕のある場所を確保しておけば、後で困らないでしょう。

植え替えを怠ると後で苦労する

これは筆者が最近体験したことですが、長い期間植え替えをせず放置していたモンステラのお世話に非常に苦労しました。

4年ほど植え替えをしていなかったのですが、鉢底からたくさん根がはみ出してきたので、重い腰を上げることに。

鉢からモンステラを取り出すのに、2人がかりで3時間かかりました。

土の表面から鉢底まで根がびっしり。

ベレー

指には水ぶくれが...。

基本はズボラな育て方でも、植え替えだけは定期的にやらないと、後で大変な目にあいます。

観葉植物を購入できるサイト

中型以上のサイズの観葉植物が欲しい場合、ネットで購入すると楽ちんです。

ここでは、観葉植物を購入できるサイトを3種ご紹介します。

大手ECサイト

楽天・Amazon・Yahoo!など、大手ECサイトは、たくさんの購入者の評価やレビューを参考にできるのでおすすめ。

ここでは、中型サイズの7号をリンクしています。

リンク

土を使わない観葉植物が魅力｜みどりの葉奏音

土に代わる新素材「フューチャーソイル」を使用した、インテリアグリーン専門店。

フューチャーソイルは、以下の特徴があります。

清潔	土のように崩れず、衛生的で虫も寄りにくい。
軽量	土の重量の約半分程度。
生育	保水力・通気性があり、植物がよく育つ。
簡単	お手入れが簡単で、苗の入れ替えも可能。

お洒落な鉢や壁掛けなど、インテリア性の高いグリーンを選べます。

【みどりの葉奏音】